三代目 JSB 山下健二郎「ボーカルってこんな気持ちなんだね(笑)」 6回目の山フェスで美声を披露?

 

  ナダルを除き、ゲストは個性あふれるアーティストばかり。それぞれに見せ場が用意されていたが、白濱亜嵐らのクリエイティブユニットのPKCZのステージには、「山フェス2025」における山下最大のチャレンジが用意されていた。

 PKCZが「Put Your Hearts Up, Everybody  Jump Up」「PLAY THAT」「T.O.K.Y.O.」で会場をクラブフロア化し、祭に。そして、山下とコラボで「Rat-tat-tat」も披露したところで、いよいよチャレンジのタイミング。“山下健二郎楽曲”「SPOTLIGHT feat. PKCZ®」のライブ初披露だ。この曲は、史上初となる山下健二郎名義の楽曲で、PKCと共に制作。「山フェスに向けて曲を作って披露したい!」と、構想からおよそ半年をかけて完成させた。テーマは“山下健二郎の上京物語” 。山下と同じく上京したばかりのタイミングから苦楽を共にしてきた後輩の白濱と一緒に歌いあげた。スポットライトに照らされなが ら歌った山下は、「気持ちいい~! ボーカルってこんな気持ちなんだね(笑)」と満面の笑み。ステージでは、山下が上京したばかりの頃の話で盛り上がり、白濱から「当時、健二郎さ んの家に遊びに行ったら床が抜けた」などとっておきのエピソードも飛び出した。

 GENERATIONSの数原龍友は、ソロ名義の“KAZ”として登場。昨年末からソロでの歌唱活動も本格始動。 「GENERATIONSとはまた少し違う角度で音楽を作っているので、これをきっかけに、曲を 聞いてくれたらうれしいです」とメッセージを送ると、「Beautiful Sunset」「Hush  hush」「Pacific Love Memories」「F.L.L~4y~」「Love You More」「Go Your Way」としっとり とした歌声を会場に響かせた。

 トリを飾ったのは倖田來未。イベント唯一の女性出演者となった倖田は、 「たまたま女の子が私だけだったから…」と言いつつも、6人の女性ダンサーと共に「POP  DIVA」「キューティーハニー」「BUT」「WIND」「め組のひと」「Vroom」の6曲を披露し、パワ フルかつセクシーな圧巻のパフォーマンスを見せ付けた。山下とコラボした「め組のひと」では、一緒におなじみの “メッ!”のポーズを決めて、会場を大いに沸かせた。 

 イベントの盛り上がりも最高潮。勢いそのままのエンディングで、再び山下がDA PUMPと コラボして「U.S.A」を、さらに、オールキャストが登場し「WON’T BE LONG」を歌い、会場 を1つにした。山下がイベントの感想を聞くと、「楽しかった!」と声を揃える出演者たち、 ホストを務めた山下も同じで「最高やった!」と両手を広げてイベント成功を喜ぶと、最後に、PKCZ®とパートナーと一緒にもう一度「SPOTLIGHT feat. PKCZ®」 を歌い、「また会 いましょう、バイバイ!」とメッセージを送り、一夜限りの“唯一無二”のエンターテイメント ショーを締め括った。 

「SPOTLIGHT feat.  PKCZ®」の配信リリース決定がサプライズ発表されると、リスナーから喜びの大歓声が上 がった。

 ラジオ番組『三代目 J SOUL BROTHERS 山下健二郎のZERO BASE』は、ニッポン放送で毎週日曜21時40分から放送中。