THE RAMPAGE 吉野北人「妥協しない自分を全開に出していきたい」 念願のベネチアで、自然体で頑張らずに“ストイックな”写真集

 

結成11年目のTHE RAMPAGEは「いい調子」

ーーさて、写真集から少し離れて、THE RAMPAGEのことも聞かせてください。ツアー「PRIMAL SPIDER」の開幕、収録曲は全曲新曲というアルバム『(R)ENEW』のリリースまでも、約1カ月というところまで来ました。準備は順調ですか?

そうですね。めちゃ喜んでもらえると思いますよ。アルバムはこれまでにも出してきましたが、収録曲が全部新曲っていうのは初めてですし。

ーー先日、ツアーのテーマ曲「蜘蛛の糸」が先行配信されました。THE RAMPAGEはもちろん、LDHのダンス&ボーカルグループの楽曲は耳と目で聴けるようになったところで完成と考えていますが、この曲は再生するほどにその感覚がより強くなる楽曲です。パフォーマンスが入ってどうなるのかを早く見たくなる。

THE RAMPAGEにしかできない表現ができていると思います! 楽しみにしていてください。

ーーTHE RAMPAGEは昨年結成10周年を迎え、先日デビュー8周年も迎えました。 16人で進んできた中で、好調な時もあれば、そうじゃない時もあったと思います。吉野さんには現在のTHE RAMPAGE、どのように見えていますか?

いい調子だと思います。16人みんなが前向きなのがいい、そういう感じはしてます。

ーーそのうえで、2025年、11年目のTHE RAMPAGEはどんなふうになっていきそうですか?

ライブにかけます。ライブを楽しみにしてくれているファンの皆さんの心をちゃんとつかんで、THE RAMPAGEの輪を広げていきたい。もちろん、こうやってアリーナツアーが今年もできることもすごいことですから、それも大事にしつつ……いい楽曲、歌ヂカラとか。で、ヒット曲。それだけが大事っていうわけではないんですけどね。新しいことをしつつ広げてっていう感じで頑張っていきたいです。

 

「妥協しない自分を全開に出していきたい」

ーーそういった中で吉野さん自身はどうしていこうと思っていますか?

僕はもう変わらずです……チームでいる時はもちろんチームに徹し、ソロでいる時はソロで自分を全面に出していきたい。

ーー近年、チームでいる時、何かあっても吉野さんがいるから大丈夫みたいな空気を感じることがあるんですよね。

頑張るか……安心、安全、安定の吉野ですからね(笑)。

ーー久しぶりにそのフレーズを聞いた気がします(笑)。

今年も、いろいろと新しい挑戦をさせていただけそうなので、より挑戦的にいきたいと思っています。妥協しない自分を全開に出す、そういう年にできたらって。映画『遺書、公開。』もありますし、他に準備しているものもありますしね……いろいろやってますよ、うん、ちゃんと俳優をやっているなあ(笑)!

ーー吉野さんのチャレンジ、新たな魅力に出会えそう! ワクワクが止まりませんね。

 

(TOKYO HEADLINE・酒井紫野)