GLORY王者ベスタティへのリベンジマッチを控えた海人がまさかの参戦で元K-1王者グレゴリアンと対戦【ONE】
会見では海人を認める発言をしていたグレゴリアンだったが…
グレゴリアンは2015年に行われた王座決定トーナメントで3試合連続KO勝ちでK-1王座を獲得。2019年にはシッティチャイ・シッソンピーノンを破りGLORYライト級王座も獲得した。2020年8月からONEに戦場を移し、2022年3月にはスーパーボン、2023年8月にはチンギス・アラゾフの持つONEフェザー級 キックボクシング世界王座に挑戦するも、いずれも判定で敗れている。
昨年1月の日本大会ではシッティチャイにKO勝ちを収め、その余勢をかって4月にスーパーボンとONEフェザー級キックボクシング暫定世界王座をかけて戦うも判定負けと王座獲得のチャンスを逃している。
グレゴリアンは会見で「日本に戻ってこれてうれしい。対戦相手は最初は分からなかったが、調べてみたら日本最強の一人ということで、非常に楽しみにしている。(海人は)すごいファイターだと思う。特にカーフキック、ニー、コンビネーションがある。試合に関してはぜひ当日楽しみにしていてほしい」と語った。
その一方でグレゴリアンは会見後の取材では「日本の皆さんは海人選手はすごく強いと思っていると思うが、自分はそうではないと思っている」と手のひらを返す。海人の試合については「GLORYのベスタティとのタイトル戦を見た。正直あまりよくないと思った。見たのはその試合だけ」と最近の試合は見ていないよう。