前戦でONE初勝利の野杁正明が「暫定世界王者決定戦」でタワンチャイと対戦。「こんなチャンス食いつかないわけにはいかない」【ONE】

勝てば武尊より前にONEのベルトを巻くことになる野杁
 野杁は会見後の取材では暫定とはいえ、いきなりの王座決定戦に「前回勝ったが、まだ1勝しかしていない。日本大会に出られたらいいなと思っていたくらい。相手が誰かと思ったらタワンチャイ選手で暫定王座決定戦と言われた。こんなチャンス食いつかないわけにはいかない。断る理由もなかった」とオファーを受けた時の率直な胸の内を明かした。
 
 今大会でマラット・グレゴリアンと対戦することが発表された海人からは世界最強を決める試合での野杁との再戦を望まれているのだが、野杁は「海人君には目指している団体のベルトを獲ってもらって、僕も正規のベルトを巻いた状態で対戦出来れば世界一決定戦になると思うので、一足先に任せてもらおうと思っている」と「THE MATCH 2022」で敗れた海人へのリベンジへの意欲も口にした。
 
 また「一般的に考えたら10-0くらいでタワンチャイ選手が有利だと僕自身も思う」と語ったうえで「僕はそのほうが気楽に戦える。今回はのびのび楽しんで試合ができると思う」と続けた。
「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)
◆フライ級 キックボクシング(−61.2kg契約)3分5R
武尊(Team Vasileus)vs ロッタン・ジットムアンノン(タイ/Jitmuangnon Gym)

◆フライ級 MMA(−61.2kg契約)世界王座決定戦 5分3R
アドリアーノ・モラエス(ブラジル/American Top Team/Constrictor Team)vs 若松佑弥(Tribe Tokyo MMA)

◆バンタム級 ムエタイ(−65.8kg契約)世界王座決定戦 3分5R
スーパーレック・キアトモー9(タイ/Kiatmoo9 Gym)vs ナビル・アナン(アルジェリア/タイ/Team Mehdi Zatout)

◆フェザー級 キックボクシング(−70.3kg契約)暫定世界王者決定戦 3分5R
タワンチャイ・PK・センチャイ(タイ/PK Saenchai Muay Thai Gym)vs 野杁正明(Team Vasileus)

◆ストロー級 キックボクシング(−56.7kg契約)暫定世界王座決定戦  3分5R
ジョナサン・ディベラ(イタリア/カナダ/Team Di Bella Kickboxing)vs サムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ/Evolve MMA)

◆ライト級 MMA(−77.1kg契約)5分3R
青木真也(Evolve MMA)vs エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン/Lions Nation MMA)

◆バンタム級 キックボクシング(−65.8kg契約)3分3R
秋元皓貴(Evolve MMA)vs ジョン・リネカー(ブラジル/American Top Team)

◆フェザー級 キックボクシング(−70.3kg契約)3分3R
マラット・グレゴリアン(アルメニア/Hemmers Gym)vs 海人(TEAM F.O.D)

◆アトム級 ムエタイ(−52.2kg契約)3分3R
ラック・エラワン(タイ/Erawan)vs 吉成名高(エイワスポーツジム)

◆キャッチウェイト キックボクシング(−59.9kg契約)3分3R
スリヤンレック・ポー・イェンイン(タイ/Bravery Gym/Por Yenying)vs 龍聖(Team KNOCK OUT)
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