元フジアナ渡邊渚、初フォトエッセイ “涙が止まらなかった” の声に「救われた気持ちになった」
昨年8月にフジテレビを退社した元アナウンサーで、現在はフリーランスとして活動する渡邊渚が2月1日、都内でフォトエッセイ『透明を満たす』(講談社)発売記念イベントに登壇した。 少し緊張した表情でファンの前に現れた渡邊は、司会者からの「発売おめでとうございます」との声に笑顔を見せた。
フォトエッセイ『透明を満たす』(講談社)発売記念イベントに登壇した渡邊渚 ©️講談社
自身初となるフォトエッセイ『透明を満たす』は、書き下ろしの長編エッセイの他、同書のために撮り下ろされたフォトパートで構成。
子どもの頃から文章を書くことが好きで、毎日日記を書いていたという渡邊。5万字に及ぶ文章量を3週間ほどで書き上げ、執筆に関し「この1年半で経験したことや書き留めてきたことをまとめただけで、大変だったという感想はない」と語る。発売の実感はまだ湧かないものの、ようやく発売されたという安堵感と書き終えたことに対し「よくここまで頑張った!!」と自身を称えるひと幕もあった。
フォトパートの撮影はわずか1日で行われ、実の妹の同行のもと和やかな雰囲気の中で進行。エッセイパートの内容を意識し、飾らない素顔の渡邊を収めた透明感あふれる仕上がりに「誰でも笑顔になれるということを写真を通じて感じてほしい」と力強く語った。お気に入りカットは、夕日が差し込むようなライティングで幻想的な瞬間を演出した一枚。撮影当日は雨模様だったが、柔らかな眼差しでしっかり前を見据える渡邊の姿が収められている。