「みるカフェ」が2月6日から期間限定オープン。デフリンピック応援アンバサダーの長濱ねるらが「みるカフェを通して手話を学んでくださるとうれしい」
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川俣さんは「音声をリアルタイムで文字化できる技術、また翻訳、認識できるというのは正確にできればたくさんの人たちと瞬時に情報共有ができるという本当に素晴らしいもの。今も技術の進歩には目覚ましいものがあり、音声認識等が進んでいます。音声認識だけではなく手話を認識したり、電車などの環境音を認識できるもの、音楽を認識できるものなども増えていて、技術を使ったコミュニケーションの幅が広がっているのはとてもうれしいことだと思います。ただ技術が進んだからといって手話通訳がいらないというものではないと思います。やはり、それぞれのいい面、強みを生かしながらコミュニケーション豊かに交流していくことができるようになればと思っています」、山田は「今まではコミュニケーションツールの選択肢が狭かったですけれど、今ではすごい数も増えてきています。ですので、コミュニケーションがとりやすいツールを自身が選べる時代になってきていると思っています。ろう者だけではなく外国人の方も日本に観光に来られますので、そういった面でもコミュニケーションが取れるためには、そういった技術を利用してコミュニケーションできるのが非常にいいと思っていますが、皆さんに忘れてほしくないことがあります。それはコミュニケーションを取るために大切なことはやはり心、気持ちです。気持ちを込めないとコミュニケーションを取ることができないといったことを覚えておいてほしいです」などとろう者の視点からツールの発達の有効性とともに、「気持ち」といったコミュニケーションの根本にあるものの大事さについて口をそろえた。