プロダンスリーグに激震? 漫才で踊った avex ROYALBRATS〈Dリーグ・ROUND8〉

©D.LEAGUE24-25

 パフォーマンス開始までのカウントダウンが終わり、会場に響き渡ったのは「どうもー、俺ね、回らないお寿司屋さんにいってみたいのよ」と、聞いたことがあるような漫才コントの始まり。メガネにスーツの2人の後ろには寿司職人姿のメンバー。寿司職人たちは回転寿司の皿になったり、レールになったり、寿司になったり。「口を動かさずに体を動かせと言われた」と“漫才のリズム”で踊ること2分15秒。音楽は出てこず。声でビートらしきものが出たが、それも一瞬だった。

 解説を務めていた、FANTASTICSの世界は困ったふうに笑うと「エンタメとしてすごく楽しかったなと思います。ダンサーじゃない人は好きそう。ダンサーがどう見るかはそれぞれの価値観があると思うので、ジャッジにどう響くのかなと思う。今回のマッチは異種格闘技戦」。そして「ダンスの新しい試みとしては評価すべき」と話した。

 結果は4-2でaRBの勝利。オーディエンス、ステージング、シンクロパフォーマンス、エースパフォーマンスでポイントを獲得。テクニック、コレオグラフはMONOLIZだった。チームは肩を組んで円になり勝利を喜んだ。

 

©D.LEAGUE24-25

 パフォーマンスを終えた、かばおは「お笑いとダンスって結構難しい……ただ練習していて、お笑いとダンスって似ている、通じるものがあるんじゃないかって。短い時間でお客さんを楽しませたり、感動させたり、驚かせたりとか、そういうものがつながっていて、めちゃくちゃ楽しかったです。これをディレクターのYUTAさんがベースで作ってくれて、これを世に出せたことがうれしいです」と、喜びを爆発させた。