松谷綺が決勝で末松晄を破り悲願のK-1王座を獲得。2-0の判定勝ちに「こんな試合ではK-1王者と胸を張って言えない」と反省【K-1】
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松谷の左フック(撮影・蔦野裕)
試合後の会見では「うれしいのと同時に、圧倒的な差を見せられなくて反省点の多い試合になった。マフィア選手は15歳にもかかわらず、経験をたくさん積んできているなと思った。ダウンを取っても気持ちが折れずにどんどん前に出てきてやりにくいなと感じた。末松選手は動画とか見ていた通りパンチが上手な選手。対策していたが、パンチをもらってしまい、自分のペースに持っていけなかったというか、圧倒的ではなかった。2人ともめちゃくちゃ強い選手だなと思った。末松選手は強いのは分かっていた。パンチもうまいし、外すのも当てるのもうまい。距離も遠いし自分のやりにくいタイプだとは思っていた」などと試合を振り返った。
マフィアが15歳、末松が19歳。今まで追いかける立場だった21歳の松谷が早くも下から突き上げられる状況になっていることについては「今の若い選手、15歳だからといって本当になめちゃいけないし、19歳にしてもみんな強い選手ばかりが来ているので、年が上だからと言っても気は抜けないですね(笑)」と語った。