王座決定トーナメント決勝進出の末松晄が「そこまで差は感じなかった。リベンジする時はKOで倒したい」と新王者・松谷綺へのリベンジ誓う【K-1】

準決勝、末松のヒザがルシールに炸裂(撮影・蔦野裕)

 末松は準決勝ではルシール(オーストラリア/Taylormade Muay Thai)と対戦。ほぼ完封しての判定勝ちを収めた。

 1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかける末松に右ストレートを合わせるルシール。末松はパンチのコンビネーション。ルシールは右ローからパンチ。末松が圧をかけてワンツー、ロー。ルシールは右ハイ、右ロー。末松はワンツー。ルシールは右ローからワンツー。末松は圧をかけてワンツー。なおも圧をかけて左フック。末松の手数は止まらない。ルシールも右ストレート。末松は右カーフを立て続け。ルシールはカーフを効かされ動きが鈍る。

 2R、末松が圧をかけて回転の速いパンチの連打と右ロー、左インロー。ルシールは右ハイ、左ミドルも末松はバックステップでかわす。ルシールは左ジャブも次の手が出ない。末松は右カーフ。ルシールの左ジャブに末松がカウンターで右クロス。なおも圧をかけてワンツー、ボディーアッパー、右カーフ。ルシールは右ストレート。末松は細かく横に移動してルシールのパンチをかわしてパンチを当てていく。なおも右カーフ、左インロー、パンチの連打とコンビネーション。ルシールは左ミドル、右ロー、パンチを返すがダメージは大きい。