前王者レオナ・ペタスがリングに“乱入”し宮田体制の倒閣目指す過激発言。名指しで批判された宮田氏は「吐いた唾飲み込むんじゃねえぞ」【K-1】

「言い忘れたことがある」と会見場に現れコメントしたレオナ

 大会後にプレスルームに現れたレオナは「スーパーフェザー級のベルトは母との約束もあって命の次くらいに大事なベルトだった。2年間ベルトを持っていたんですが、オファーがなく、ふさわしい相手も出てこなかった。それでベルトはいらないなと思った。ふさわしい相手を見つけられなかった宮田プロデューサーはまじで無能だと思っている。今日もなぜ代々木第一体育館がドリカムでK-1が第二なのか。ドリカムじゃなくてK-1だろうと。このままではK-1はやばい。宮田のK-1を終わらせないといけないなと思った。僕は2年間で1試合しかしていない。その間にベルトを返上して引退しようかと思ったが、僕が引退したらK-1が終わるなと思った。宮田をつぶして、宮田のK-1に終止符を打たなかったらK-1がつぶれるなと思った。僕は宮田が用意する相手を全部つぶしてやりたいと思っている。それで次のステージとして新しいK-1を作りたいと思っている。今のK-1にむかついているとか不満のある選手はたくさんいると思うんで、僕と一緒に宮田K-1を一緒にぶっつぶしてくれたらなと思っているので、僕のところに来てください」と主張。

 この「新しいK-1」については宮田氏を放逐して新しいプロデューサーを立てるというのが目的のようで、適任者がいない場合は自身がプロデューサーに就任することすら視野に入れているよう。とにかく「宮田プロデューサーがしょぼいので、あれを追い出さないとK-1がやばい」というのが主張の軸となっている。

 レオナを中心としたグループの名称については「まだ考えてないんですが、カッコいいやつを考えたいと思っていて。取りあえず今は『K-1反乱軍(仮)』で」とK-1再建のための反乱という意思があるよう。

 最後は「全然、K-1の選手じゃなくてもいいですよ。不満がある選手。やめていった選手たち。やめたというかやめさせられたというかいろいろな選手がいるじゃないですか。そういう選手もぜひ僕のところに集まってくれたら、今までの思いをK-1にぶつけられると思うので、ぜひ来てください」とK-1離脱組にも広く門戸を広げる意思を見せた。