王者ヨードクンポンが進退をかけて臨んだ鈴木勇人を1Rで返り討ち。稲垣柊の挑戦アピールには「相手が誰でも準備はできている」【K-1】
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ヨードクンポンの左フックが炸裂(撮影・蔦野裕)
K-1の2025年第1弾大会となる「K-1 WORLD MAX 2025」(2月9日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)でK-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者のヨードクンポン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)が鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)を相手に初防衛戦に臨み、1RでKO勝ちを収めた。
ヨードクンポンは昨年9月に行われた「第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント」でカン・ピナール、イオヌット・ポパ、稲垣柊を破り王座を獲得した。
鈴木は2023年7月のデンサヤーム・ウィラサクレック戦からモハメド・イスラム、豊樹、卜部功也を相手に4連勝(2KO)。その実績が認められ同トーナメントに出場し、1回戦でポパと対戦するも3Rに右目上からの出血が激しくなりドクターストップによるTKO負けを喫している。カード発表会見では「進退をかけてやる。ラストチャンスだと思っている。ここで勝てなければ格闘技人生に先はないと思っている」などと覚悟を決めての出陣だった。