プロダンスチーム「セプテーニラプチャーズ」が豊島区の中学校でダンス体験会を開催。みんなで踊る動画を撮影。「闇バイト絶対ダメ」のメッセージも

セプテーニラプチャーズの小林哲也氏(左)と逆井隆雄副校長(撮影・蔦野裕)
 初めての中学生相手の体験会に小林氏は「普段は小学生が多く、どちらかというと体を動かすこと、それだけで楽しさを感じていただくことが多いんですが、中学生は自立していて、いろいろな情報を取得しているので、SNSで流行しているものとか世の中のトレンドみたいなものも入れながら作れるとより楽しめるのではないかと思っていたので、より中学生の子たちになじみのある楽曲や振り付けを使ってということは意識して用意させてもらいました」と今回への取り組みについて説明した。
 
 中学生たちの踊りを見ての感想として「すごくいいなと思ったのは“カメラに向かって自由にやっていいよ”という話をした時に、結構積極的に出てくる子が多かったこと。ダンスの一番いいところは自己表現ができるところなので、ダンスを通して自分というものを積極的に出していた子がたくさんいたことは私たちにとってもうれしいところかなと思います」と生徒たちに“積極性”を強く感じたことを挙げた。
 
 またITTONが闇バイトについて呼びかけたことについては「豊島区さんでもそういった事件の件数が比較的増えているというお話もうかがっていました。その中で、みんなが身近に感じられる存在からそういったことを伝えられると、より心に響くのではないかと思って、そういった部分のお話をさせてもらいました」という思いから。逆井副校長は「ああいった話は教員からもするのですが、今日のように楽しませていただき、本物の技を見せていただいた方から、あのタイミングで言葉を頂くというのはすごく子どもたちの心に残ると思うので、とてもありがたいと思います」と感謝の言葉を述べた。