ガクテンソクの奥田修二が名言連発「阪神が1回優勝したからって“今年も”とは思わない」「目的は遠くに、目標は手前に」

橋本はMC兼ゲスト
橋本が「40代になってトガりとか力みが取れたと書いているけど?」と振ると奥田は「30代後半から読む本が変わった。小説を読まなくなった。誰が誰だか分からなくなった。エッセイとか哲学とかのノンフィクション系が読みやすくなった。そこから哲学とか仏教の本を読むようになった。年を取って理解ができるようになったんだと思う。そういう本を読んでいて、どんどん“こんなんでいいんだ”とこだわりが取れてきた。2000年前にもこうやって悩んでいた奴がいたんだと。めっちゃ諸行無常。プラトンの気持ちも分かるわ、と。本からだいぶ影響を受けたと思う」とさまざまな本を読む中で思考法が変わっていったことを明かした。
終盤には参加者からの質問コーナーが行われ、さまざまな質問が飛んだ。「落ち込んだ時に気持ちを持ち直す方法は?」という質問に奥田は「落ち込まなくなってしまった。そもそも期待をしていない。上手くいかないことが普通で、上手くいったことが奇跡。“これくらいできるだろう”という想定がない。“できない”になっている。上手くいかなくて当たり前。仕事への準備はするが、それは保険のようなもの。なんも出なかったら使う。20年やって来て無心で挑んでできなかったら、じゃあそういうことよ、ということ」と返した。