PSYCHIC FEVERが笑顔で初のUSツアーフィナーレ!「ここからワールドツアーに」JP THE WAVYは「泣きそうになっちゃった」?

 

 大歓声を浴びながらメンバーが登場し、「Final! Make some noise!」と小波津志が高らかに叫ぶ。ライブのオープニングを飾ったのは、昨年、米テレビ番組『Good Day New York』に出演した際にも披露した「TALK TO ME NICE feat. TAMP」。サビではすでに大合唱が起き、彼らの人気が現地にも広がっていることを物語った。

 続く「RICH & BAD」「HABANERO」の力強いパフォーマンスで、序盤にして会場の熱気はこれ以上ないくらいに高まっている様子。ジョン・フォシットのキーボードが華やかさを添えた「What’s Happenin’」を経て、公演当日の2月14日にぴったりな「Bitter Sweet」では、メンバーはステージの上手・下手へと移動してファンとコミュニケーションを取っていった。

 そして、「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」のイントロが流れ出すが、歌い始めるよりも前に音楽が一度停止してしまう。もっと声援が欲しいと7人が煽り、曲が再開すると、スペシャルゲストとしてJP THE WAVYがステージに登場。思わぬサプライズに会場の高揚感もさらに増し、“ダンスを魅せたい”とジョンの手によってアレンジが施された特別な「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」に、客席からは1曲を通して凄まじい歓声とシンガロングが発生した。その熱狂ぶりに、歌い終えて「泣きそうになっちゃったよ」と感慨深い様子を示すJP THE WAVY。続けて「Okay」を歌うJP THE WAVYをメンバーが周りで盛り上げ、この日だけの特別なステージを締めくくった。

「一緒に歌える?」とWEESAが英語で呼びかけ、そのままアカペラで歌い上げたのは「Temperature」の一節。応えるように客席からも歌声が聞こえてくるが、驚くのは英詞部分だけでなく、〈君以外今考えれない全然〉などの日本語のパートでもしっかりとシンガロングが起きていること。その様子が、PSYCHIC FEVERの音楽が海を越えた国でも確かに浸透していることを証明していた。