THE RAMPAGE 浦川翔平、開業1周年で再注目の東京観光の新定番・豊洲千客万来を体感してきた!〈BUZZらないとイヤー! 第93回〉
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比較的大きなお蕎麦屋さんともんじゃ屋さんの前を歩いて、豊洲千客万来の象徴でもある「時の鐘広場」を通り過ぎたところで他とは少し違う店構えのお店を見つけました。「牡蠣や粋」というオイスターバーです。牡蠣は翔平さんの大好物!……行っちゃいますか?
「牡蠣や粋」は、仲卸築地三代が直営する豊洲市場唯一の牡蠣専門店です。L字のカウンターだけのスタンディングバースタイルのお店で、生牡蠣の食べ比べや厳選された牡蠣を一粒ずつ楽しむこともできます。
「牡蠣を食べるのは居酒屋さんだったりお寿司屋さんなので、オイスターバーは新鮮!」と翔平さん。目の前にメニューと一緒に置いてあった牡蠣の生産地のマップを手に取ると「こんなにいろいろあるんだなあ」と感心します。
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この日の牡蠣のラインアップは、北海道・厚岸の「マルえもん」に「カキえもん」、岩手の広田湾、三重の浦村、兵庫の室津など。翔平さんの地元・長崎の小長井もあります。とりあえず、2種ある「生牡蠣食べ比べ」のAとB、両方にトライしちゃうことに。
大ぶりの牡蠣が2粒乗せられたお皿が到着。最初のお皿は小長井とカキえもん、もうひとつのお皿は浦村と広田湾のペアです。
お店の方によると、最初の食べ比べは「味の違いが分かりやすい」組み合わせになっているとのこと。
「地元から食べようかな……と思わせておいてカキえもん!」と、レモンを絞り、ポン酢をもらって追加して、お箸で口に運びます。「……まじで幸せ! 結構北海系! 寒いから身がしまってキュッとしています!」
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口の中に広がってステイする北海道を楽しみながら、「九州と北海道の牡蠣の違いってどういうところにあるんでしょうか」と、自然と翔平さんから質問が出ます。
「九州……今日の小長井はうまみと甘味が感じられると思います。カキえもんは北海道で産まれて北海道で育った牡蠣。同じ厚岸の牡蠣でマルえもんというのがあるんですが、こっちは三陸の稚貝を北海道に持って行ってるんですが、カキえもんのほうが若干味が濃いです」と、お店の方。
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「やっぱり!長崎のあたりは潮が混ざり合ってるからおいしいんです。岩牡蠣とかおいしいんですよ……長崎の牡蠣を食べるのは基本岩牡蠣のシーズンだけなので、早く夏が来てほしい。夏だと岩牡蠣がタージなんですよ!」と熱っぽく語ると、小長井を口へ。「 ……うまっ、あーん、おいしい! カキえもんは牡蠣のうまみがわーって広がってく感じなんですけど、小長井はプチプチって弾けていく感じ。……あっし、これ好きです!」
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そのまま、塩味(えんみ)が強くて磯の香りが強めでどちらかというと違いが分かりにくいもう一皿もペロリと食べ比べを終えました。「こうやって説明を聞きながら食べられるのは楽しいですね」と満足気な翔平さん。さらに室津の牡蠣も追加です。
翔平さんが楽しそうに食べる姿に誘われたのでしょうか、気づけば独占状態だったカウンターはほぼ満席に。香港からのお客さんの姿もありました。「ごちそうさまでした!」と元気にお店を出ました。