フェザー級に階級アップの有井渚海の「RISEは何か足りない。自分が王者になったら」に元王者の梅井泰成「彼はそれを言える立場ではない」【RISE187】

対戦が決まった梅井泰成(左)と有井渚海

 RISEが2月24日、都内で「RISE187」(4月19日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見を開催した。

 元RISEフェザー級王者の梅井泰成(Mouton)と今回から階級を上げる有井渚海(team VASILEUS)とのサバイバルマッチともいえる一戦が発表された。

 梅井は2022年に王座決定戦で平野凌我を破り第4代王座に就くも、初防衛戦で門口佳佑に敗れ王座から陥落。以降、ここまで5戦し、1勝3敗1ノーコンテストと戦績は振るわないものの、どの試合も接戦でその実力はいまだに国内フェザー級のトップクラスといっても過言ではない。

 対する有井は今回が約1年4カ月ぶりの再起戦。2022年12月の「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」ではSBの山田虎矢太にKO負けを喫し、昨年3月の「RISE ELDORADO 2024」では松下武蔵との対戦が予定されていたが体調不良で欠場。結果的に1年のブランクが空いた昨年12月の「RISE174」では加藤有吾に判定負けを喫し2連敗中。今年から武尊率いる「team VASILEUS」に移籍し、階級も一つ上げての再スタートとなる。

 有井は「1年ぶりの試合。試合がなかった時も格闘技に対しての生活とかは誰よりも考えて生活していた。だから今の自分はめちゃくちゃ強いと思う。4月19日は自分の生き方とか気持ちのこもった試合を見せられると思う」、ジム移籍の理由については「もっと自分のいいところを出せるかなと。環境を変えて。前のジムでも強くしてもらったし感謝しているが、もっと自分のいいところを出せるかなと考えていて。VASILEUSというジムに所属することも迷って。ずっと迷った結果、試合をできないこともあった。それで今、練習してみて、めちゃくちゃ自分に合っていたので、さらに強いところを見せられるかなと思っている」、階級を上げたことについては「55でも余裕だと思うが、フルパワーでやってみたいと思った」などと語った。

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