1日3試合の過酷なトーナメントを制したのは西京佑馬「何とか気合で優勝できた。次の目標はK-1のチャンピオン」【Krush】

優勝した西京(左)と準優勝の古宮。好対照な2人(撮影・蔦野裕)

 準決勝は昇也が距離を詰めていたところもあるのだが「自分から詰めて、なるべく蹴られないようにした。あの距離は苦手ではないし、実際、パンチも入っていた。蹴られないようにしていた。昇也選手が詰めてきたのは好都合だった」とのこと。

 今回の試合と試合の間隔が短いトーナメントについては「大変だった。1試合終わって回復する時間がなかった。しんどかった」と語り、宮田充プロデューサーが来年2月の大会で別の階級でこの日のようなワンデートーナメントの開催を考えてることについては「お勧めしないです(笑)」と笑った。

 今後については「やっぱりK-1のタイトルに絡む試合をどんどんしたい。ダメージがたまっているので、ちょっと休んでから」とK-1王座に照準を定めた。

「Krush.171」(2月24日、東京・後楽園ホール)
◆第1試合 Krushライト級GP 2025・リザーブファイト/3分3R・延長1R
●友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM)(延長判定0-3=9-10、9-10、9-10 ※本戦判定0-1=28-29、29-29、29-29)SEIYA(POWER OF DREAM)○

◆第2試合 Krushライト級GP 2025・一回戦(1)/3分3R・延長1R
○昇也(士魂村上塾)(2R2分40秒、KO)伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)●

◆第3試合 Krushライト級GP 2025・一回戦(2)/3分3R・延長1R
○西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定3-0=30-29、30-29、30-28)弘輝(WORLD TREE GYM)●

◆第4試合 Krushライト級GP 2025・一回戦(3)/3分3R・延長1R
○天野颯大(キング・ムエ)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定0-1=29-30、30-30、30-30)児玉兼慎 (K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)●

◆第5試合 Krushライト級GP 2025・一回戦(4)/3分3R・延長1R
○古宮 晴(昇龍會)(判定3-0=30-27、30-27、30-27)永澤サムエル聖光(林商店)●

◆第6試合 Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
●内田 晶(チーム・タイガーホーク)(判定0-3=28-30、28-30、28-30)齊藤龍之介(ドージョー☆シャカリキ)○

◆第7試合 Krushフェザー級/3分3・延長1R
○橋本雷汰(ALONZA ABLAZE)(延長判定2-1=10-9、9-10、10-9 ※本戦判定1-1=30-29、29-30、29-29)大脇 武(BOND GYM)●

◆第8試合 Krushライト級GP 2025・準決勝(1)/3分3R・延長1R
●昇也(士魂村上塾)(判定0-3=27-30、28-30、28-30)西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)○

◆第9試合 Krushライト級GP 2025・準決勝(2)/3分3R・延長1R
●天野颯大(キング・ムエ)(判定0-2=30-30、29-30、29-30)古宮 晴(昇龍會)○

◆セミファイナル(第10試合)Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
○岩尾 力(POWER OF DREAM)(2R2分29秒、KO)河野直次郎(CLIMB GYM)●

◆メインイベント(第11試合)Krushライト級GP 2025・決勝戦/3分3R・延長1R
○西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(1R2分29秒、KO)古宮 晴(昇龍會)●
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