宮田Pがライト級GPを総括「今日のベストバウトは天野颯大vs児玉兼慎。見ていてこみ上げるものがあった」【Krush】
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天野(左)は終始、児玉に圧をかけた(撮影・蔦野裕)
「古宮君はキャリアが浅い中で見事な戦いぶりだった。準優勝は自信になったと思う」と古宮の今後にも期待。
「トーナメントは全試合良かった。元王者の伊藤健人が出てくれたことでトーナメントが締まった。弘輝君は西京とヒリヒリするような勝負を見せた。価値は落ちていない」と1回戦で昇也にKO負けを喫したもののトーナメントに火をつけた伊藤と不動の優勝候補だった西京を苦しめた弘輝を称えた。
1回戦の第3試合では天野颯大(キング・ムエ)と児玉兼慎 (K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が対戦。ともに一歩も引かないスピーディーな打ち合いを展開し、本戦では児玉に1票入るもドロー。延長ラウンドでは天野がわずかに上回り、3-0の判定で勝利を収めた。特に天野は1階級下のスーパー・フェザー級からのエントリーでありながら、この児玉戦、準決勝の古宮戦とも体力負けすることなく、むしろ押し込んで一歩も引かないファイトを展開。手数でも上回り、果敢に攻め込む姿で会場を沸かせた。