「意外って言われた」中務裕太が Da-iCE花村想太とGENERATIONSのために作った“あるある”だらけの恋愛ソング

 

学長になって1年「楽しみながらやっています」

ーー中務さんにとっては学長職でも忙しくなってくる時期です。

 学長をしているEXPG高等学院の卒業式と入学式が3月末にあるので……それに向けて準備の真っ最中です。挨拶もしなくちゃならないし、踊りますし……。去年も出席してるんですが去年は真ん中にEXILE TETSUYAさんがいましたけど、今年はそこにいるのが僕なので、ちょっと準備が大変です。

ーー学長になって1年経ちますが、いかがですか。

 学長をやってなかったら高校生と話す機会なんてないと思うので楽しみながらやっています。みんなの夢だったりいろいろ話を聞かせてもらうと応援もしたくなるし、いろいろ気づくこともあるんですよ。

ーー今の高校生と自分が高校生だったころと重ね合わせて感じる変化はありますか?

 なんていうか……諦めるのが早い子が多い気はしてます。思うんですけど、情報が多すぎてわかんなくなるっていうのもあるのかなあって。

ーー諦める理由、「大変だ」とか「難しいぞ」っていう情報ばかり集めてしまうようなところがあるのかもしれません。それって高校生のことだけではないですけどね。

 人って不思議ですよね。自分が夢を実現するために信じるものだけでいいよって思うんです。だから僕は、こんなに楽しいよとか、おもしろいんだよって、そこを伝えられるようにやっています。

ーー学長の仕事に限らずですが、中務さんのいろいろな活動を追っていると、ダンスの楽しさ、踊ることの楽しさを伝えることを大事にされてるのが伝わってくる気がします。

 振り付けをうまく踊れればうまいみたいなのがあるけど、ダンスってもっと深い部分があるんですよね。アーティスト・表現者としては人の心に刺さるものを見せることが大事だと僕は思っています。うまい人なんて山ほどいるんだから、そことは別の自分の良さを生かしてやっていく、僕はそれを大事にしています。

ーー「楽しいことを伝える」「人の心に刺さるものを見せること」……これって結局、GENERATIONSがやってることと同じな気もしますね。

(TOKYO HEADLINE・酒井紫野)