木村ミノルが会見に乱入。「K-1で強い姿を見せて復活の一歩目にしたい」と復帰目指す。宮田Pは「執行猶予3年。 爆弾を放り込まれた感じ」と困惑【K-1】

まさかの3ショット

 この日は「K-1反乱軍(仮)」を結成したレオナ・ペタスの手引きで会見に現れたものの「反乱軍には大して思い入れとかはない。K-1に復帰して自分なりに大暴れして、自分のやりたいことを見せられるチャンスかなと思ったのでこの場に来た」と語り、現在のK-1について「僕とかがいなくなって物足りなくなるのはしようがない。自分的には最後の試合となった和島戦を見て“もっと強い状態でリングに上がれたな”とか“もっと魅せられたな”と最近思っていた。その中で最近の流れを見ていて、最後にK-1で復帰してもう1回やりたいと思った。今ならもっと強いところを見せられると思うし、気持ちもメンタルも体も強くなったところを見せられると思うのでもう1回やり直したいと思った。その流れでのこの出来事だったので、復帰のきっかけにしたいと思って来た。僕が来たら盛り上がることは間違いないと思う」と続けた。

 今後については「たくさんつまずいてしまったり、いろいろな事件とかを起こしてしまったが、逆に言えば他の人にできない回り道をたくさんしてきた。そこでしか得られない力ってあると思う。負の連鎖が続いている時はダークな力を手に入れることができると思う。今の俺には魅せられるものがたくさんあると思う。俺が一番強かったということを最終的に見せられれば格闘家としてのゴールだと思っている。来た奴をどんどん倒していって最強を証明したい。名前のある奴、どこかのベルトを持っている奴を残されたキャリアで倒していって、自分が最強であることを証明したい。(チンギス・)アラゾフもK-1に来るかもと言っている。それならアラゾフも倒したい。誰でも来いという感じ。流れに身を任せて。あくまでフリー、外敵というイメージ。外敵として強い奴を倒したい。今、海外の選手が多い。メンバーが豪華になっているので、そういう強い奴らと戦いたいという気持ちはある。結果、木村ミノルが最強だったんじゃないかというところを見せたい」と復帰後はK-1にとどまらず、強い相手を求め戦いのフィールドを広げていきたいという考え。

 もっとも現段階では「今日は殴り込みできている。どうなるか分からない。あとで何を言われるかも分からない。今日はこういう場があると聞いたので、自分の意思表明をしたいなと思ってきた」とK-1と契約を交わしたわけではないよう。