木村ミノルが会見に乱入。「K-1で強い姿を見せて復活の一歩目にしたい」と復帰目指す。宮田Pは「執行猶予3年。 爆弾を放り込まれた感じ」と困惑【K-1】

木村の登場に困惑の宮田プロデューサー

 昨年の事件で迷惑をかけてしまったRISEやYA-MANには「関係者の方には自分の足で出向いて謝罪をさせてもらった」とのこと。そのうえで「RISEさんやYA-MANとの試合や安保(瑠輝也)との試合も実現させたいと思っている。できなかった試合を全部これからやっていきたいと思っている。そういう意識でやっている」などと語った。

 執行猶予期間中の活動については「問題ないはず。そこは確認を取っている。試合やこういう活動をするのは問題ない。あくまでルールにのっとった形でやっている」と強調。

 最後は「ここに来たからには間違いなく盛り上げる。そこへの責任感はある。木村ミノルが来たからにはまたやばい大会や、やばい試合がたくさん見られると思う。ぜひご期待ください」と締めくくった。

 会見後に囲み取材に応じた宮田氏は木村については「執行猶予3年。
爆弾を放り込まれた感じ。結局仕事をしないといけないのは我々。いろいろなハードルがいっぱいある。子どもみたいなことを言われても困る。個人的には好きな選手。MAキックから始まってKrushで育った。Krush王者、K-1王者になった。巌流島でも仕事をした。結局、許されないことをした。悪く言えば復帰の足掛かりにされても面白くない。個人的にはなんとかしてあげたいが、そういう場爆弾は迷惑かなと。対応していくしかないが、どうしようかなという感じ」と困惑の表情。

 もし試合をすることになった際のドーピング検査については「当たり前にそうでしょうね」と行う姿勢。ただ「彼の禊をK-1でする義理はない。そういうものをしょい込んで“宮田さんよろしく”と言われても困る。そこですよね。今は頭が追いついていない。試合するなら、当たり前のことですよね。ただ執行猶予期間中に働いたらいけないわけではないが、モラルという部分はあるのかなと思う」と最後まで困惑の姿勢を崩さなかった。

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