青学大の原晋監督が東京マラソン出場の太田蒼生に「せこいレースはしてほしくない」。優勝したら「世界3周」のご褒美を約束

この日は駅伝部の選手らとともに子供スポーツ体験教室に参加

 吉田については「東京マラソンが終わった後、世界大会の日本代表となって日の丸を背負うチャンスが来ている。めでたく吉田が選ばれた時には、まずは祝勝会をしたいと思っている」と期待をかけ、その祝勝会については「彼の望むところ、寿司でも肉でもなんでもご馳走したい。それも多くの仲間と彼のお祝いをしてあげたい。何人来るか分かりませんがすべて私が負担します。私が幹事となって彼のお祝いをしたい」と語った。

 そして太田が優勝した際には「世界1周でも2周でも3周でも彼にはご褒美をあげますよ! 東京マラソンはそんな甘いものではありませんが、それだけ価値のある大会ですから」と破格のご褒美を約束。

 また一緒に囲み取材を行ったデフ陸上の岡田海緒も「明日の東京マラソンは実はデフリンピックのマラソンの日本代表選考会もかねて行われる。4選手が出場するので、そこにも注目していただければ」とアピール。山中孝一郎、青山拓朗、中野洸介、間嶋陵の4選手が出場し、上位2名が11月に開催される「東京2025デフリンピック」に日本代表として出場する。

 岡田は前回のデフリンピック2022大会では1500メートルで銅メダルを獲得しているのだが原監督は「デフリンピックで金メダルを獲ったら、銀座の回らないすし屋にご招待いたします」と岡田にもご褒美を約束していた。

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