東京駅八重洲口の再開発は「トフロム ヤエス」に決定!オフィスはウェルビーイングに特化

「八重洲プロジェクト記者説明会」が3月3日、都内で行われ、2026年に竣工予定の東京駅直結の街区名称が「TOFROM YAESU(トフロム ヤエス)」、A地区の名称は「TOFROM YAESU THE FRONT(トフロム ヤエス ザ フロント)」、B地区の名称は「TOFROM YAESU TOWER(トフロム ヤエス タワー)」に決定したことが発表された。

2026年竣工予定の東京・八重洲の大規模複合再開発「TOFROM YAESU」

 同プロジェクトは八重洲・日本橋・京橋(YNK、インク)エリアに位置。同エリアの玄関口となるのが約25年の歳月をかけ、250の関係権利者と推進してきた国家戦略特区の大規模複合再開発「東京駅八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業(A地区・B地区)」。「TOFROM」は英語の「TO」と「FROM」を組み合わせた造語で、世界中のヒト・モノ・コトがここに集まってつながり、多様な価値が生み出され、発信されていく場所になってほしいという思いを込めた。

 A地区「TOFROM YAESU THE FRONT」は地下2階・地上10階、高さ約45m、敷地面積約1300㎡、延床面積約1万2000㎡の商業施設。B地区「TOFROM YAESU TOWER」は地下4階・地上51階、高さ約250m、敷地面積約1万600㎡、延床面積約22万5000㎡のオフィス、医療施設、劇場・カンファレンス施設、バスターミナル、商業施設、住宅等で構成され、八重洲アドレスで最高層を誇る複合施設となる。

「TOFROM YAESU TOWER」地下には、八重洲地下街から同フロアでアクセスできる国内最大級(合計20バース)の高速バスターミナル「バスターミナル東京八重洲」が誕生。6000㎡を超える商業エリアには飲食店舗を中心に約70店舗がオープン予定。1階には屋内広場「檜物町スクエア」、3~6階には約800名収容可能な東京駅前初の段床型劇場、平土間ホール、会議室を完備する。

 6~7階には「日本医科大学八重洲健診ステーション」を整備し、FDG-PET検査によるがんの早期発見やβアミロイドPET検査によるアルツハイマー病診断など、先進機器の導入や専門医の登用により精度の高い病変検出や疾病を発見。「TOFROM YAESU THE FRONT」屋上階には東京駅のパノラマビューが眼下に広がる「Rooftop Terrace」を設置する。

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