「THE MATCH 2」から「RIZIN男祭り」へ。榊原CEO「いろいろ封印してきたものを全部やる。プロモーター人生をかけて勝負に出る」【RIZIN男祭り】

榊原信行CEO
RIZINが3月7日、都内で会見を開き、5月4日に東京ドームで「RIZIN男祭り」という名称で大会を開催することを発表した。
当初、この日は平本蓮(剛毅會)と朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)の再戦をメインとする「THE MATCH 2」の名称で開催の予定だったのだが、3日に平本が右肩の「外傷性肩関節不安定症」で全治6カ月との診断が下ったため欠場することが発表されていた。RIZINでは平本の欠場を受け、大会のコンセプトを「最高の格闘技の祭り」に切り替え、それに伴い大会名も「RIZIN男祭り」に変更しての開催となった。
会見の冒頭、榊原信行CEOは「1回、THE MATCHは忘れてください。ガラっとコンセプトを変えて、最高の格闘技の祭りを5月4日に東京ドームで作り出したい」と語った。
その決断の大きな理由の一つとなったのが朝倉の参戦決定。榊原氏は「2カ月前の段階で相手が変わったが、東京ドームのリングに立つと決めてくれた。でかい祭りにしたい。未来の復活祭でもあり、RIZINの10周年の記念のお祭り。タイトルを何にしようかと思ったが『THE MATCH 2』という次元を超えて新しいタイトルをぶち上げる。『RIZIN男祭り』でいく。いろいろ封印してきたものを全部やる。タイトルマッチもやるし、久しぶりのグランプリも5月4日からやる。この祭りに俺も乗りたいと言ってくれるファンと選手の力を使って東京ドームで熱狂を作る」と熱を込めた。