56歳の船木誠勝が誕生日に王座獲得「佐山さんがまた会場に来れるまでしっかりベルトを守っていきたい」【SSPW】

最後はチキンウイングスリーパー(撮影・蔦野裕)

 試合後の会見では「誕生日で40周年、そしてタイトル挑戦で勝つというのはできすぎた状況だと思ったが、これはアクシデントがあったら自分は王者になれない。それだけ気を付けて慎重に、久しぶりに硬くなった。キャリアは40年ですが、いまだにこういう緊張感のある試合に挑めることがありがたいと思う。56年の誕生日の中で一番記憶に残る日でした」と語った。

 試合後のマイクで年齢を「30…」と言い間違う場面があったのだが「気持ちは30代なんでしょうね。30いくつで止まっているような気がします。復帰したのが37とかで、そこからあっという間。必死で駆け抜けたので、そこで止まっているような気がします。でもプロレスをやっていると毎日充実している。試合が決まったらそれに対して毎日生きているので、本当にうれしいしありがたい。プロレスという仕事を15歳で選んでよかったです」などと語り「佐山さんのタイガーマスクにあこがれてプロレスをやろうと思ったので、佐山さんに感謝です。早くリングに戻って来てほしいです。挨拶だけでもいいので」と佐山に対する思いを口にした。

「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.33 ーTHE 20th ANNIVERSARY YEARー」(3月13日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント レジェンド選手権試合 60分1本勝負
●〈王者〉スーパー・タイガー(第19代レジェンド王者/ストロングスタイルプロレス)(7分24秒、レフェリーストップ)〈挑戦者〉船木誠勝(フリー)○
※チキンウイングスリーパーホールド

◆セミファイナル(第5試合)タッグマッチ30分1本勝負
●タイガー・クイーン(ストロングスタイルプロレス)&野崎渚(フリー)(11分51秒、サムソンクラッチ)ジャガー横田(ワールド女子プロレス・ディアナ)○&AZM(スターダム)

◆第4試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負 
○間下隼人(ストロングスタイルプロレス)&村上和成(フリー)&関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)(15分18秒、フィッシャーマンズスープレックスホールド)【邪道軍】大仁田厚&雷神矢口&ザ・シューター2025●

◆第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○Sareee(フリー)&Chi Chi(プロレスリングEvolution)(12分10秒、片エビ固め)ダーク・ウナギ(DarkerZ)&AKARI(PURE-J女子プロレス)●

◆第2試合 タッグマッチ30分1本勝負
日高郁人(ショーンキャプチャー)&○阿部史典(格闘探偵団)(9分51秒、卍固め)政宗(フリー)&アンディ・ウー(フリー)●

◆第1試合 シングルマッチ 30分1本勝負
●藪下めぐみ(フリー)(6分11秒、春丸)DASH・チサコ(センダイガールズプロレスリング)○
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