夜の森や海を覗いたら…? “暗闇” がテーマのサンシャイン水族館「真夜中のいきもの展」
夜の森や海、暗い洞窟などで生き物はどのように活動しているのか。東京・池袋のサンシャイン水族館では、普段は見ることのできない “暗闇” をテーマにした特別展「真夜中のいきもの展」が開催中だ。

サンシャイン水族館 特別展会場で開催中の「真夜中のいきもの展」
「真夜中のいきもの展」は、暗闇で活動する生き物約20種を夜行性・洞窟・発光などのカテゴリー別に展示。展示エリアは薄暗く演出され、夜行性の生き物の活動する姿や暗闇で発光する様子など、普段は見られない生き物の姿を観察することができる。
同館飼育スタッフの三田優治さんは「今回の特別展は会場の雰囲気を楽しみつつ、真夜中の自然環境に自ら足を踏み入れ、夜に活動している生き物を観察してみようというのがコンセプト。生き物の解説も物語調になっていて、まるで野生の環境下でその生き物を見たかのような解説文なので、そういった部分も楽しんでいただきたい」と語る。それぞれの生き物は、洞窟性・夜行性・発光など属性アイコンと共に分布域や生態をパネルで解説し「お子様がポケモンのように “ここに住んでいるんだな” という情報を直感的に見て楽しめるように工夫している」と三田さん。
