正規王者・新井丈と暫定王者・関口祐冬の世界フライ級王座統一戦が5・18ニューピア大会で実現【修斗】

激しい視殺戦(撮影・蔦野裕)
新井は「こうやって暫定王者が決まるほどに修斗を留守にしてしまっていましたけど、やっと5月にこのケージの中で戦うことが正式に決まりました。この間に関口祐冬がフライ級の目ぼしいランカーを一掃してくれているのでまぎれもなく、ナンバーワンのチャレンジャーだと思っています。しっかり納得がいく準備期間を過ごして、試合が終わったころにはその後、世界の強豪たちに自信を持って挑めにいけるような、そう思えている自分を想像して残り2カ月やっていくので、熱い声援とサポートよろしくお願いします」と関口を下したうえでのさらなる高みを目指す決意を述べた。
そしてフォトセッションの際にはいきなりにらみ合いを展開した。
2人は2023年3月に対戦。この時は新井が世界ストロー級王者、関口はフライ級1位。フライ級で対戦し新井が3-0の判定勝ちを収めている。新井は7月には安芸柊斗を相手にストロー級王座を初防衛、11月には世界フライ級チャンピオン決定戦で山内渉を破り、修斗史上初の2階級同時王者となった。関口は新井に敗れた後、内藤頌貴、ヤックル真吾、石井逸人を相手に3連勝。今年1月に安芸を破り暫定王座に就いていた。