2戦続けて判定勝ち中の武居由樹が「昔の自分を思い出した。バチッと倒して勝つ」とKO決着を約束。5・28横浜でトンデイ相手に2度目の防衛戦

八重樫東トレーナー(左)と武居
八重樫東トレーナーが「今回の試合は相手もそうだが、それよりも武居由樹らしさを取り戻すような野性味あふれる試合になるように今作っているところ」と語ると武居も「去年は勝たなければいけないというプレッシャーをずっと背負っていて、自分らしさがなかった。今年に入って全部吹っ切れて、また思い切り武居由樹らしく戦えるのかなと思っている」と王座を獲得するまでの荒々しいファイトの復活を今回の目標に掲げた。
この吹っ切れた理由については「去年は挑戦者として東京ドームに立って、その後に元世界王者の大吾さんと防衛戦があって、勝たなきゃいけないという気持ちばっかりで、荒々しさとかがなくて。でも今年になって“そんなの関係ないな”といい意味で吹っ切れた。また昔の自分を思い出した」とのこと。
「僕は右利きのサウスポーなんですが、ずっと左はあまり得意じゃなかった。この期間は左が上手になったなと思う。左は頑張って練習しました」とケガの期間で左の強化がなされたよう。