力石政法が27勝27KOのヌニェスと世界王座決定戦。「王者になったら人生がフィーバー。いいところにマンションを買う」

世界戦が決まった力石政法

 IBF世界スーパーフェザー級3位の力石政法(大橋)が5月28日に神奈川・横浜BUNTAIで行われる「Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ」で同級1位のエドアルド・ヌニェス(メキシコ)と「IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦」で対戦することが3月17日、発表された。

 力石はプロ戦績17戦16勝(11KO)1敗、ヌニェスは28戦27勝(27KO)1敗。

 力石はこの日行われた会見で「僕の階級はなかなか世界戦を組めるような階級ではないので、率直な気持ちとしては“やっとこの時が来たか”と思っている。世界王者になるために30年間生きて来た。チャンスは1回しかないと思っている。しっかりバチッと獲ります。(ヌニェスは)振り回してくる選手ではなく、うまくボディー攻めとかをしてきて、嫌なタイプのKOパンチャーだなと思う。対策は100パターンくらいある。ちょっと内緒です。この試合は人生の集大成。勝ったらいつ死んでもいいと思っているくらいの意気込み」とこの試合にかける思いを口にした。

「昔はスーパーフェザー級といえば、畑山さんだったり内山さんだったりと王者がいてチャンスがあったが、年々挑戦するのが難しくなっている。今は日本では軽量級が王者だらけで盛り上がっているが、中量級からなかなか日本人の王者が出ていない。僕を含め、アンディ君と佐々木尽選手が世界戦を控えているということで、僕が日本人でも中量級で世界で活躍できるという先駆けになれればと思う」と中量級の再興に燃える。

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