WOLF HOWL HARMONY「時代を動かしたい!」ファーストアルバム『WOLF』をリリース

新曲で「ボーイズグループ業界全体にサプライズ」

ーーリード曲の「BAKUON-爆音-」、先日リリースされた「Letters」は、アルバムをより強く意識し制作された楽曲になると思いますが、制作はどのように進めていきましたか。

RYOJI:対照的な新曲ができましたね。「Letters」は割とこれまでのウルフっていうか過去の振り返りであったりとか、あんな時もあったよねっていう、自分たち自身もいろいろと振り返ることができた曲なんです。一方で「BAKUON-爆音-」はこれからのウルフ。楽曲のメッセージとしても、今のボーイズグループ業界全体にサプライズを仕掛けたいっていうような、ちょっと熱い気持ちもあったりして。

ーー今のボーイズグループ業界全体にサプライズ……少し詳しく教えていただけますか?

RYOJI:まずは、これまでのボーイズグループにはあまりないサウンド感、そしてこれから流行ってくるであろうビートのジャンル感、ちょっとブラジリアンファンクな感じ。ウルフが最初にやっておくことに、すごく意味があると思っていて。僕たち自身もこれを自分たちができていることが自信になっています。この曲で……変えていきたいですね!

ーーサプライズ、この曲で変えたい!そういう想いを表現したい……そう考えたのはなぜ?

SUZUKI:新しいものに挑戦していくのは、ウルフが最初からテーマにし続けてきたというか、挑戦してきてた部分なので、それをアルバムでもがっつりやってくっていうことです。

ーー先ほどから「他のボーイズグループにはない」ってフレーズが何回か出てきたので、前からかもしれないですが、その意識がより強くなったのかと思いまして。

SUZUKI:4 人という人数の少ないグループであることとか、みんなダンス経験がなかったことだとか、僕ら自身が他のグループとは違うんだって思っているからこそ、僕らにしかないグルーヴがあると思うし、それぞれの個性がよりフォーカスされる瞬間だったりとかが出てくると思うんですよね。そこをもっともっと強くしたいという思いは活動しながら強くなってきてますし、このアルバムでそれが具体的に明確に見えるようにしたいっていう思いはあったと思います。

RYOJI:楽曲が少ない時はウルフらしさって何なんだろう?みたいな問題に直面したけど、今はウルフらしさは出てんじゃんって思えて、ボーイズグループ業界全体にサプライズ!の意識は強くなりました。