大谷翔司が初防衛戦でK-1の大沢文也と対戦。大沢の「今回は倒しに行く」に大谷は「全く信用していない」【KNOCK OUT】

真っ直ぐなコメントの大谷

 大谷が「ディフェンスが上手い。自分が決めたことをやり抜く図太さもある。効いた素振りもなかなか見せない。そういう意味で信念も感じる。メンタルはこう見えて強いのでは」と前回の対戦を振り返ると大沢は「こう見えて(笑)。そうすか(笑)。僕は客観的に見れるタイプ。12月の試合は本当に勝ったと思ったし、効いている攻撃はなかった。これは強がりではなく。ただ印象は悪いなとは思った。大谷選手の印象は向かい合った時に感じるものがあった。パワーも思ったよりあった」と苦笑い。

 KNOCK OUTでは今年2月にルールの改定が行われ、判定基準が倒しに行く攻撃が重視されるように見直された。これについて大沢は「1がダウン、2がダメージよりもインパクト? 今回は気にならない。倒しに行くので。僕のスタイルは足を使ってうまく勝ちに徹するタイプだが、今回は倒しに行くので全く気にならない」と言いつつも「普段とは180度違うスタイルで行きます。これは伏線かもしれないですけど」とも。

 これに大谷は「この前の会見でも全く同じことを言っていた」とバズーカ戦での大沢のコメントを指摘。大沢は「でも前回の試合はキックボクシングじゃないから(笑)。でもそう言っていて裏切ったこともある。瓦田選手とのタイトル戦もそうだったし。だからそうなるんじゃないですか? まあ何でもできる。足使うこともできるし、打ち合うこともできる」とコメントも試合同様、変幻自在。対して大谷は「全く信用していないし、どう来ても勝てる練習をしている。どんな相手でも勝てる練習をしているので、そこは問題ない」と真っ直ぐなコメント。