大谷翔司が初防衛戦でK-1の大沢文也と対戦。大沢の「今回は倒しに行く」に大谷は「全く信用していない」【KNOCK OUT】

大谷の「周りには“なんで大沢なの?”と言われるが、これからKNOCK OUTを背負って上に上がっていきたいのでK-1グループの選手とタイトルマッチを組んでもらって自分からしたらラッキー。インパクトを残して勝てれば、Krush王者に近づけると思うので、そんな試合を組んでもらったことに感謝して、このベルトは絶対に守る」という言葉に大沢は「まずは“なんで大沢なの?”って言っている人はまじでクソ食らえ。むかつく」と憤慨。そして「ベルトには全く興味がない。ベルトはついてくるもの。これはいつも言っていることだが、タイトル戦だから頑張るとか大舞台だから頑張るとか、若手の選手は大きい舞台で戦いたいとか華のある大会に出たいとかって思っていると思うが関係ない。もちろん王者になったらうれしいし、ベルトはもちろん欲しいが、どこのリングだろうが、どこの会場だろうがリングの大きさは変わらない。大谷選手だから気合が入る、他の選手だから手を抜くといった、そういう偽物じゃないんで僕は。ベルトがかかっていようがかかってなかろうが大谷選手と試合をするのがうれしいんで。ベルトは全く気にならない」とベルトに対する考えを口にした。
王者になるとそれなりに責任は発生するのだが、大沢は「どこの団体を背負うとかはない。KNOCK OUTさんにしろ、K-1にしろ、Krushにしろ、そんな団体を背負えるような選手でもない。若手にいい選手はたくさんいる。そういう選手たちが団体を背負うとかはいいと思うが、僕はそんな選手ではないので、自分のためだけにやっている。あと応援してくれる人のためだけにやっている」と持論を展開しつつも「取りあえず5月に王者になるんで、6月の代々木、連戦でお願いします。僕、客呼べますよ。KNOCK OUTの選手の誰よりも。今まで試合は断ったことがないので。6月もUNLIMITEDルールでやりたい」と6月22日に東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される上半期のビッグマッチへの参戦をアピールした。
また大沢は会見の最後に「本当に大谷選手と試合をするのが楽しみ。大谷選手は男として、人間としてカッコよすぎる。僕がKNOCK OUTさんのリングに上がらせてもらった時に大谷選手が僕に言ったんです。“知名度もない無名の僕との試合を受けてくれてありがとうございます”って。王者になった選手がそんなに腰が低くて、めちゃくちゃカッコいいと思った。それを聞いてより一層戦いたくなったので、皆さん、本当に楽しみにしていてください」と2月の再戦アピールの際のエピソードを明かした。
◆KNOCK OUT-BLACKライト級タイトルマッチ 3分3R・延長1R
大谷翔司(スクランブル渋谷)vs 大沢文也(ザウルスプロモーション)
◆KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級タイトルマッチ 3分3R・延長1R
クンタップ・チャロンチャイ(タイ/TEAM KUNTAP)vs 津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)
◆KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級暫定王座決定戦 3分3R・延長1R
中島弘貴(NEXT LEVEL渋谷)vs 漁鬼(SHINE沖縄)
◆KNOCK OUT-BLACKライト級 3分3R・延長1R
バズーカ巧樹(菅原道場)vs 武内晴信(TEAM PREPARED)