中島弘貴と漁鬼が暫定王座決定戦。勝者は正規王者・海人と統一戦へ。山口代表は「年内には」と希望【KNOCK OUT】

　漁鬼は「初めてKNOCK OUTに出た時に中島選手に負けているので、絶対にやり返す」とリベンジを誓った。

　漁鬼はウェルター級から階級を上げての試合になるのだが「自分はウェルター級で試合をしていこうと思っていたが、これに勝ったら海人選手と試合ができるということなので、それを目指して頑張っている」と語った。

　また「一番目指しているのは67.5kgの中島玲選手が持っているベルト。70.0kgで戦いたいというのは海人選手と試合をしたいという思いが強い」と昨年10月に判定で敗れた、現KNOCK OUT-BLACKウェルター級王者の中島玲へのリベンジも視野に入れる漁鬼は「70kgのベルトを獲った後は中島玲選手の持っているべルトを奪いに行って、2階級の王者を目指していきたいと思っている」と2階級制覇の野望を口にした。

　山口代表は海人の防衛戦については「なるべくなら年内にやっていただきたいなと思っている。SBの年内最後のビッグマッチが11・25、うちが12・30。可能ではある。彼は世界を目指しているし、防衛戦をするのは難しいだろうと思って、こちらとしては“返上はどうでしょう？”という話をしたが“持っていたい。しかるべきタイミングが来たら必ず防衛戦をする”ということなので、そこはSBさんとしっかり話し合えば実現するのではと思っている」との見通しを語った。