ONE初参戦の吉成名高「どの展開でも上回れるように練習をしてきた」と自信の一方「試合中に音楽が流れない」と意外な不安も【ONE172】

時折り表情を緩ませた吉成名高
ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のメディアデー(囲み取材)が3月19日、都内で行われた。
ONE初参戦となるラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王者の吉成名高(エイワスポーツジム)が「どの展開でも上回れるように練習をしてきた」と勝利への自信を見せる一方で意外な不安点も明かした。吉成はアトム級(−52.2kg契約)ムエタイルールでラック・エラワン(タイ/Erawan)と対戦する。
ラックについては「強い選手だと思う。ONEでの戦績では向こうが上。このリングでの戦いには慣れているのかと思う。ただムエタイの実績では自分が上。ラック選手がパンチで来ようが、技術で勝負してこようが、どの展開でも上回れるように練習をしてきたので大丈夫かなと思っている」と評し、勝利への自信を見せた。
ONEのムエタイはオープンフィンガーグローブを使用するなど通常のムエタイとはやや異なるのだが「ディフェンスとかオフェンスで多少の違いは感じるが、一番の違いは試合中に流れる音楽がないこと。あれが結構、僕からしたら大きい影響があるなと思う。前回の試合でリズムが取りにくいと思った。そこが割と気にしているところ。曲があったほうが乗る」と意外なポイントを指摘。