小学生が「平和」「気候変動」議題にバイリンガル会議! 万博やNY国連本部で世界に向けて提言へ

この日は、シンガーのREIKOも登壇。「僕はフィリピンで生まれ、日本で育ったので、タガログ語と英語、日本語を話せます。今日のみんなのようにいろいろな国の子どもたちと出会ってきました」と言い、子どもたちの白熱議論に感激しきり。ミニライブで会場を盛り上げ、最後は同会議のテーマソング「That‘s What I’m Gonna Be」を、子どもたちと一緒に大合唱した。
この日は、発表されたアイデアを「TOKYO2025宣言」として、今年5月にNY国連本部に届けるマイナビキッズアンバサダーや、7月に大阪・関西万博で開催される「FUTURE SUMMIT みらい総会」の参加者公募も発表。
最後は一木氏が「皆さんの気づきを、大人たちがどう受け止めるかも大切だと思うので、これからも自分たちの未来について考えたことをどんどん発信してほしいです。何より、社会にお友達を作るということも大切。今年のNY国連本部へのマイナビキッズアンバサダー訪問は、UNISの代表の子どもたちとの会議も予定しているので、ぜひ応募に参加してみてください」と呼びかけた。
また、この日は冒頭に岩屋毅外務大臣と加藤勝信財務大臣からのビデオメッセージも紹介。岩屋外務大臣は「私も外務大臣として世界中の人たちと話し合い、協力してこれらの問題に取り組んでいます。皆さんも未来に関心を持ち、これからの世界をどうするべきか考えてみてください。皆さん一人ひとりが行動を起こすことで未来も変わっていくはずです」、同会議の国会議員サポーターズクラブリーダーを務める加藤財務大臣も「この会議を通じて、世界中のお友達とつながり、これからどんな社会にしていきたいか一緒に考えてみてください。その夢や希望を実現するという強い思いを持って今抱える課題を考えればきっとそこから明るい未来が生まれます」。
最後に、小池百合子東京都知事からも「今日は世界の子どもたちが、より良い世界に向けて活発な議論を交わしました。平和や気候変動といったSDGs達成目標について語り合ったことはかけがえのない経験となったことでしょう。皆さんは、世界の未来を担います。皆さんの柔軟な発想や、大人では気づきにくい意見を社会に発信していくことが大切です。これからも一緒に考え、持続可能な社会を作って行きましょう」とメッセージが寄せられた。