龍聖が終始スリヤンレックを圧倒して判定勝ちも「悔しい。経験がある相手を倒し切れないのが今の僕の課題」と反省の弁【ONE172】

左ミドル、三日月蹴りも冴えわたった(撮影・須山杏)

 3R、圧をかけるスリヤンレックに龍聖はカウンターで飛びヒザ。パンチを振って前に出るスリヤンレックに龍聖は左ジャブ、前蹴り、右カーフ。とにかく前に出てパンチのスリヤンレック。龍聖は左ジャブ、ヒザ蹴りを顔面に。パンチのスリヤンレックに飛びヒザをカウンターの龍聖。龍聖は左ボディー。前に出るスリヤンレック。龍聖は首相撲からのヒザを放ってしまい、ホールディングで注意が出る。圧をかけるスリヤンレックがバッティング。龍聖は左ハイ、左三日月。バランスを崩すがノーダウン。龍聖は左三日月、右カーフ。スリヤンレックは最後まで詰め切れず、空振りが目立つ。

 終始、主導権を握った龍聖が3-0の判定で勝利を収めた。

 試合後の会見で龍聖は「倒して最高の形を見せたかった。試合を終えて、率直に勝利はうれしいが、悔しい気持ちが大きい」と圧勝の内容にも悔しさをにじませた。