THE RAMPAGE 長谷川慎が丸わかり? 初のファッション・スタイルブックは「僕を作っている、すべてのものからできている」

 

「オーガニックとか酵素とか……意外とこだわっています」

―― さて、本には、キーマンである平本ジョニーさんとのインタビュー、ミニマムなテキストで長谷川さんが何をどう考えているのかが分かるパートも。美容の項目では“こだわり”があるんだな、と思いました。

長谷川:オーガニックとか酵素とか……意外とこだわっています。

―― それはいつから?

長谷川:子どものころから添加物が使われているようなものだったり、グミばかりはダメとか食べるものについては言われてはいたんですけど、お酒が飲めるようになって、それこそ翔平さんと一緒に量を飲みまくるみたいな時期があったんです。でもそれは良くないって、食べるものとかを見直すようになって、自然とオーガニックだったりそういったものを選ぶようになりました。コロナ禍の頃からだからもう3-4年ぐらいになりますが、肌もきれいになったし確実に変わった。あの頃、親が言っていたことは正しかったなって思ってます。

―― 以前、ほとんど自炊はしなくて週12デリバリーという話がありましたけども……。

長谷川:(笑)。そうですね、しませんね。なので、デリバリーでオーガニックのものを選んだり、お腹が空いていてもそういう選択肢がない時にはとりあえず何かを食べるのではなく、お腹を空かせておきます。あとはメイクさんに教えてもらった甘酒を飲んだりしています。

―― なるほど。浦川さんが喜びそうです。というのも、この質問は浦川さんからもらったものです。THE RAMPAGEと幻冬舎さんのプロジェクト『GL‐16』でメンバーの皆さんにお話を聞くなかで他のメンバーの作品で気になるものはあるかって伺ってきたんですが、浦川さんは「慎もこだわって作ってるんで」って『melt』のことを言われていて。慎さんに聞きたいことがあるかと聞いたら、オーガニックや酵素の話と(笑)……前段が長かったですね。

長谷川:(笑)。

―― まだ他にもあって。「普段から体脂肪低めですけど何に気をつけてますか」と。これは現在展開中のTHE RAMPAGEのツアー“PRIMAL SPIDER”にも関わることでしょうか。昨年の東京ドーム公演の時と同じようにみなさんで体を絞って減った総重量は昨年の東京ドーム公演の時とほぼ同じ、人1人分だとか。

長谷川:何に気をつけてますか、か。僕の場合はツアーだから気にしてるというよりも、ずっとな感じなんですよ。去年なんて特にそうでしたけど、『離婚後夜』そして『レッドブルー』とドラマが続いていて、『離婚後夜』で演じたのはDVをする夫役だったからシャープなほうがその雰囲気が出るだろうと思ったし、『レッドブルー』は格闘技をする高校生役でした。だから役に合わせていくことで、気を付けてるということになるのかなと思います。

―― ツアーがファイナルを迎えるのは11月。初日のステージで武知海青さんが定期的に計量するって言ってましたが……。

長谷川:僕は大丈夫だと思います(笑)。

 

「自分がカッコいいんだと思ったことをやっていけばいい」

―― それでは、『GL‐16』で長谷川さんが注目している作品、気になる作品はありますか。残すところあと3つなので、これまでに発表されたものでも!

長谷川:……うーん、それは5月に出る98年組(長谷川慎、鈴木昂秀、龍、後藤拓磨の98年生まれのメンバー) の本にしておこうかな。

―― このままTOKYO HEADINEで取材する機会があるとして98年組に聞きたいことはありますか?

長谷川:えー!……あまり興味がない(笑)。

―― それ、みんなの前で言っちゃいますよ、自分もその場で聞くことになるでしょうけど(笑)。

長谷川:いいですよ!(笑)

―― いろいろなメンバーとお話してきた中で98年組の1冊をあげる方は多くて。撮影した後藤さんに向けて質問ももらっていますから……今日はよしとしましょうか!

長谷川:……実は僕、『GL-16』での登場回数が多いんですよ! 『melt』もそうだし、その98年組。そして、最後のパーフェクトブック、16人のもそうですし。

―― 本当ですね! ただ……そういう意味では実は98年組にもう1人いますよ、同じ回数登場する人が。鈴木昂秀さん。ただ『melt』のように単独っていうのはないんですけどね。

長谷川:……そこが違うところだな!(笑)

―― そうですね(笑)?さて、最後になりますが、この『melt』を通じて、また新しい表現に挑戦しました。長谷川さんは、THE RAMPAGEはもちろん、俳優として、またTHE RAMPAGEのアパレルブランド『*p(R)ojectRⓇ』ではいろいろなプロダクトを通して、いろいろな表現に挑戦しているわけですが、今後はどんなことを考えていますか?

長谷川:最近カッコいい誰かや何かにあこがれて、そうなりたいと追っていくのではなくて、自分はこれがカッコいいんだと思ったことをやっていけばいいんだって思うようになりました。それを『melt』でやったようにやっていくだけかなって。僕は話すのが得意じゃないし、見せていきたいですね。

 

(TOKYO HEADLINE・酒井紫野)