KANAが後半追い上げるもペッディージャーに判定負けで王座奪取ならず。ペッディージャーはムエタイ王者ロドリゲスに宣戦布告【ONE172】

ペッディージャーの右ストレートにKANAがバックブロー (撮影・須山杏)

 ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で王者ペッディージャー・ルッカオポーロントン(タイ/Team Mehdi Zatout)に元K-1 WORLD GP女子フライ級王者のKANA(フリー)が挑戦する「女子アトム級(−52.2kg)キックボクシング世界タイトルマッチ」が行われた。試合はペッディージャーが3-0の判定勝利を収め、初防衛に成功した。

 KANAは2023年12月にアントニア・プリフティに敗れ、K-1王座から陥落。昨年8月にK-1との契約が終わり、12月からONEに参戦。初戦でかねてから熱望していたアニッサ・メクセンと対戦を実現させるが、0-3の判定負け。今年1月のモア・カールソン戦で勝利を収め、今回の王座挑戦にこぎつけた。

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