榊原CEOがONEのチャトリ氏の炎上問題で「日本の団体をリスペクトしないとこの国に来てビジネスをするプロモーターとしての資格はないと思う」【RIZIN】

会見後に囲み取材に応じる榊原氏

「謝罪をしたいと思ったとするならば、進み出て日本人の謝罪の仕方をするべきだと思う。シーザーさんが文句を言っているわけではないんだけど、僕からするとそういう人たちに支えられて、今、僕らが現場を預かっているだけで、未来に届けていかないといけないバトンなので。自分が半分日本人だというのであれば、日本の礼節とかマナーとか、先輩に対する姿勢とかをプロモーターとしてという前に人間として学ぶ。日本で商売をするなら、それが一番。それ以外の感情的なことは、その時に起きたことで謝罪もしていることだし。ルールもきちんと整備することにつながることだし。ルールも日進月歩だと思うので。ただ一点、僕はそこが気になった」などと続けた。

 チャトリ氏はONEの1年2カ月ぶり4度目の日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でマラット・グレゴリアン(アルメニア/Hemmers Gym)が規定体重をオーバーしたことがきっかけで海人との試合が中止になったことについて、大会後の会見であたかも海人が逃げたかのような主旨のコメントを発し、なおかつグレゴリアンの計量オーバーについて「たった300グラム」などと体重超過を容認していると取られてもおかしくないような発言を行った。これらの発言に海人自身や所属ジムがXで反論。シュートボクシング協会も24日にONEに抗議文を提出し、ONE側が25日に公式声明で海人への一部発言について謝罪し撤回するという騒ぎになっている。

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