三大タイトル戦開催。稲垣柊がヨードクンポンに挑戦「いい勝ち方で内容で勝って65kgを僕の階級にしたい」【K-1】

K-1が3月26日、都内で「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)のカード発表会見を開催した。
K-1 WORLD GPクルーザー級、スーパー・ウェルター級、スーパー・ライト級の3つの階級のタイトル戦が発表された。
スーパー・ライト級では稲垣柊(K-1ジム大宮チームレオン)が王者ヨードクンポン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)に挑戦する。
ヨードクンポンは昨年9月に開催された「第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント」でカン・ピナール、イオヌット・ポパから連続KO勝ち。決勝は稲垣柊を破り、新王者となった。今年2月には鈴木勇人をKOし、初防衛に成功した。
稲垣は、K-1とKrushで11連勝した後、昨年9月のトーナメント1回戦でレニー・ブラジをKO。準決勝ではトーマス・アギーレを撃破。決勝はヨードクンポンに敗れ、K-1王者まであと一歩だった。今年2月には佐々木大蔵から判定勝ちを収め、今回、ヨードクンポンの持つ王座への挑戦を実現させた。
K-1の宮田充プロデューサーは、「ドラマティックなタイトル奪取を目指してほしい。先日、ONEで野杁正明選手が素晴らしいKO勝ちを見せてくれました。ベルトを獲るからには、野杁選手のような誰も文句が出ないような胸を打つ倒しっぷりに期待しています。それができれば、稲垣選手の時代が来ると思います」と期待をかけた。
会見を欠席したヨードクンポンは「こんにちは、ヨードクンポン・ウィラサクレックです。5月31日にK-1 65kg級タイトルの防衛戦に臨みます。最高の準備をして、全力を尽くします。ぜひ5月31日の試合を見てください。ゴンナパーとゲーオさんが試合の準備を手伝ってくれて、心の支えにもなってくれました。そのおかげで、5月31日の試合に向けてしっかりと気持ちを整えることができました。ウィラサクレック会長には、トレーニングや試合に関するサポートとアドバイスをいただき、本当に感謝しています。全力を尽くします」とK-1を通じてコメントした。