皇居千鳥ヶ淵で夜桜ライトアップ! 28日スタート〈千代田のさくらまつり〉

昨年のライトアップスタート時の様子。桜のつぼみはまだ固かったが……
東京の初の風物詩「千代田のさくらまつり」が開催中だ。なかでもその象徴となる皇居千鳥ヶ淵の夜桜ライトアップが3月28日からスタートする。
毎年、国内外から多くの人が訪れる東京の人気桜スポットのひとつ。皇居千鳥ヶ淵のさくら並木、約700メートルにわたってライトアップを行うもの。
ライトアップはLED電球を使った環境配慮型で、千代田区が推進する地方連携による再生可能エネルギー供給の仕組み「Eサイクルちよだ」を活用し、ライトアップに使用した電力のCO2の輩出をカーボンオフセットでゼロにする。
また例年人気の千鳥ヶ淵ボート場は今年初めて事前購入のスマートチケットを導入し、希望した日時に並ばずに乗船できるようにした。売り上げの一部は「千代田さくら基金」に寄付され、桜の景観保全(桜の再生)のために使用される。今年は、1本の桜の木の植え替えにかかる約100万円を目標にしているという。
ライトアップは4月8日まで、毎日日没から21時まで。期間中は周辺の交通規制も行われる。
「千代田のさくらまつり」(~4月23日)の間、リアル謎解きゲーム「幻の浮世絵と本の街 怪盗ブロッサムの仕掛けた謎」を始め、区内で桜や春を楽しむさまざまなイベントが行われている。リアル謎解きゲームのテーマは「古書の町・神保町」で、歴史ある古書店や喫茶店を巡ってクリアを目指す。
■千代田のさくらまつり:https://visit-chiyoda.tokyo/sakura/