-61.5kgトーナメント1回戦で中村寛がチャンヒョン・リーにリベンジ。笠原友希、常陸飛雄馬はKO勝ちで準決勝進出【RISE】

最後まで激しい打ち合いを展開したチャンヒョンと中村(撮影・三田春樹)
3R、圧をかけてパンチを放っていくチャンヒョン。チャンヒョンの右ミドルに中村は右アッパーから押し返しパンチの連打。チャンヒョンも口から出血。中村は圧をかけて左ボディー。そしてパンチの連打。チャンヒョンもパンチを返す。中村は圧をかけて左ボディー、右フック。チャンヒョンがパンチ、キックを返すが、中村の左ボディーは強烈。チャンヒョンもヒザをボディーに打ち込み激しい削り合いとなる。中村は押し込み、右フック、左ストレート。チャンヒョンもワンツーからヒザ。最後も打ち合いとなるが押し込んだ中村の左右のフックがチャンヒョンの顔面をとらえる。
判定は29-28、29-28、30-27の3-0で中村が勝利を収めた。
中村は試合後のマイクで「半年ぶりにこのリングに返ってきました。今回は技術、体、いろいろ言いたいことはあるんですが、完璧に進化した姿を見せることはできませんでした。でも心の部分はちゃんと世界王者になって帰ってきたかなと思います。残り2カ月ちょっと、いったんオフを取って、より完璧な姿を見せて、次は必ず倒しに行きたいと思うんで準決勝も応援よろしくお願いします」とアピールした。