鈴木伸之が初のワンマン!“同志”KAZも登場「龍友の声が最高に気持ちよくて。虜になってました」

 

 会場からは熱い声援を受けた後、スペシャルゲストのKAZ(GENERATIONS/数原龍友)が登場。2人は同い年で、共にVBA2に挑戦したという“同志”。KAZが「めちゃめちゃいい感じで、すごいあったかい空気で。ノブの1stライブ『Action』ということですから、お邪魔させていただいて。非常に光栄でございます。今日はよろしくお願いします」と挨拶すると、2人でマイクを持って桑田佳祐の「白い恋人達」、井上陽水×安全地帯の「夏の終わりのハーモニー」、そして昨年KAZもカバーをリリースした中西保志の「最後の雨」を歌いあげた。

 鈴木のみのステージに戻って、「生涯HERO」、自身唯一のバラード曲「強くなりたい」、EXILE SHOKICHIプロデュースの楽曲「かたっぽのマグカップ」、さらに『THE FIRST TAKE』でも披露したデビュー曲「フタリノリ」を熱唱した。

 再びKAZをステージに呼び込むと、「龍友には言いたいことたくさんあるんですよ。リハも全て出ていただいて。イヤモニからから聞こえる龍友の声が最高に気持ちよくて。僕は虜になってましたので、もう一度大きな拍手を龍友にお願いします!」。KAZは鈴木に対し「いいね、なかなかないじゃん。そういうさ、最初のライブって忘れられないしさ」とKAZらしいエールを送った。

 

 ステージ上ではリハーサルでのエピソードやVBA2からデビュー当時の話で盛り上がったほか、KAZの出演が決まったのは、鈴木がライブの打ち合わせしているレストランに間違えて入ってしまったことがきっかけで、「次の予定まで時間があったので、ちょっと座らせてもらってね。話を聞いていたらあれよあれよと『出るわ!』ってなったんだよね(笑)」。それを受けて鈴木は「その日に『28?空いてるから出るよ!』って言ってくれたんですよ。それってなかなか言える人いないなって。めちゃくちゃかっこいいんです!」という男気あふれるエピソードを明かした。

 ライブは、2人がVBA2二次審査で歌った思い出深い楽曲であるEXILEの「GOING ON」、鈴木のリクエストでGENERATIONSの「Cozy」、バラードソング「Love You More」を2人で披露した。そして、ラストはEPに収録されている「finder」で初ライブを締め括った。

 鈴木は「もっともっとたくさんの方々に認めてもらえるように一生懸命頑張りたいと思います。そして何より今日足を運んできてくださって皆さんの笑顔が見れて心からうれしかったです!また会いましょう!」と約束しステージを後にした。

 俳優としてはもちろん、アーティスト・鈴木伸之の今後がますます楽しみになるライブだった。