川越を舞台にしたジャズ映画がライブ音楽劇で再点灯『舞台 リ、ライト』!
2022年、全国で順次劇場公開され、翌2023年には「ゆうばりファンタスティック映画祭」にて招待上映されるなど、話題となったジャズ映画『リ、ライト』が、ライブ音楽劇として復活する事が発表された。

映画版で主演を努めた大森博史と梅宮万紗子が舞台版でも続投。さらに、小林創、田中邦和をはじめとするジャズミュージシャンたちによる生演奏もそのままに、脚本・監督の一ノ瀬晶が、舞台のため新たに書き下ろしたのが『舞台 リ、ライト』だ。
主演の大森は「映画『リ、ライト』がいよいよ舞台に生まれ変わります。トラッドジャズ生演奏に乗せて、生きること、親、恋人、妻であること、表現者であること。深々と語ります。作家の筆が冴えました。より熱く深い作品に生まれ変わりました。皆さんに屈託のない感動を引き寄せるでしょう。是非ご覧下さいますよう切に申し上げます。息子の恋人に梅宮万紗子、医者に小林千里、大家に大月秀幸。ミュージッシャンに小林創、木村おおじ、田中邦和他ベテラン勢が揃う、乞うご期待!!」とコメント。
梅宮も「この作品を撮影してから数年が経ちましたが、その間に私自身も成長し、作品のテーマやメッセージについてより深く、広く考えられるようになりました。今だからこそできる表現やアプローチを通して『リ、ライト』の世界をよりダイナミックに、そして新鮮な形でお届けしたいと思っています。この作品には、時間が経つことでより響くテーマや、改めて気づくことができる感情がたくさん詰まっています。だからこそ、初めて観る方にも、もう一度観る方にも、それぞれの視点で楽しんでいただけるはずです。私自身も新しい気持ちで挑戦し、皆さんにとって特別な体験になるよう努めますので、ぜひご期待ください!」と舞台版への思いを語った。
そして映画版の監督、舞台版では脚本・演出を務める一ノ瀬は「灯りに集えば一家団欒か? 老シャンデリア修理士が呟く。空っぽになっちゃた。場末のジャズシンガーが嘆く。そんな心の灯りが消えた人たちが、クラシックジャズの音色を介して、再点灯(RE-LIGHT)するのが本作です。映画として創りはじめた時、舞台化はすでに決めていました。ジャズ生演奏の迫力はもちろん、舞台のために書き下ろしたランプライトの陰に揺れるさらに深みを増した大人の物語をぜひ劇場にてご堪能ください」と気合十分。
公演会場は東京・大塚「萬劇場」で、5月29日〜6月1日で全7回公演が予定されている。チケットは4月1日より「ACTぴっと」と「ぴあ」で発売を開始する。