THE RAMPAGE 浦川翔平、長崎のスタジアム生まれのビールに魅せられる〈BUZZらないとイヤー! 第96回〉

お気づきでしょうか。ビールの名前に長崎市内の地名が……! さあ、どれにしようかな……

 カウンターから奥のテーブルに移る頃にはグラスは空に。「ホワイトエールってあるのかな」と手渡されたメニューに視線を落とします。「……あ、あるんだ! 上町ヴァイス」。1週間前に販売を始めた新作だと説明されると、「そうですよね! この前は白ビールはなかった! いいタイミングで来た!飲みたいっ!」

 上町ヴァイスは、生きた酵母がビールの中に舞う白ビール。小麦由来の柔らかい口当たり、バナナのような独特なフルーティーな香りが特徴。そのほかにも「エミネントシトラス」「目覚町バーントアンバー」「星取IPA」、ビールとは思い難い赤が鮮やかな「チェリ―サワー」……ユニークな名前もあって目移りします。

 そこに登場したのが醸造家の風間さんです。「白ビールがお好きなんですね。だったら、上町ヴァイスと、IPAなんですけどこの星取IPA、そして違いを味わってもらうという意味でチェリ―サワーの3つを飲み比べてみたらいかがでしょう」

写真は左から、「上町ヴァイツェン」「チェリーサワー」「星取IPA」

 運ばれてきた3つのビールグラス、それぞれの色や濁りの具合の違いに改めて驚くと、翔平さんは白ビールの『上町ヴァイス』のグラスを手に取りました。「白濁がすごい……こんなに濁ってるの見たことないですよ」とうれしそうに口に運びます。「うまい! やっぱこれだ!」とつぶやきながら風間さんの説明に耳を傾けます。時間を置くと白濁している部分が落ちてくるのでその様子も楽しいという話に、「おいしくてその前に飲んでしまうだろうなあ……私は落ちるところは見られませんね」と笑います。内容物が小麦の麦芽と大麦の麦芽だけであることを確かめると「超ストロングスタイル。これ、やばい……」とグラスの中身はずいぶん少なくなりました。

『星取IPA』に口を付けて「うまい!」といいながら違いを確かめたあとで、『チェリ―サワー』が翔平さんを驚かせました。「これはビールなのかな」とグラスに鼻を近づけると、まずは香りにびっくり。「うわ、これ、どう表せばいいんだろう? でも知ってる香り。どっちかというとカレーに入ってるような……」

バッグを降ろせば…?っていうのを忘れてしまうぐらいノリノリで……

 そんな翔平さんをうれしそうに見つめていた風間さんは「フルーツ & スパイスっていう種類なんです。その香りはまさにスパイスで、クローブとシナモンです」

 口をつけるとさらにびっくり!「……香りと飲んだ時の印象が違う、口と鼻の印象が違う……香りの時はスパイスが強くて、味になるとチェリーがフワって、アメリカンチェリー系の濃ゆいやつ。佐藤錦とかジャパニーズチェリーじゃないんですよ」

「まさに!アメリカのサワーチェリーを使ってます!」と風間さんが合いの手を入れると、翔平さんは満面の笑み。「ほらあ、やってんだって! 感じます!感じます! ……贅沢ですね、こうやって作った人のお話聞きながら飲めるって。この間来た時もここヴィ・ビールとスタジアムエールをおいしくいただいたんですけど、おいしすぎて、楽しすぎて、お話を聞きながら潰れたらすいません」