中島玲が王座戴冠後の初戦でウクライナの未知なる強豪に判定負け「洗礼を受けた」とがっくりも「やられたままでは終われない」【KNOCK OUT】

最後まで中島を苦しめたポズドニアコフのヒザ(撮影・蔦野裕)

 ポズドニアコフは試合後のマイクで「一番は自分のトレーナーに感謝したい。ここまで強く育ててくれました。僕にとって日本に来ることは夢で、僕は日本が大好きなので、今回は夢が叶ったという感じ。次回はもっといいファイトマネーで、ベルトをかけた戦いを待っています」とタイトル挑戦を要望した。

 ポズドニアコフは前日会見で「うちはオビト」のコスチュームで登場し「NARUTO -ナルト-」のファンであることをアピール。中島も「僕はうずまきナルトが好き。主人公は俺なので、明日はその通りの結果が出る」と語り勝利への自信を見せていたのだが、ポズドニアコフは「今回の中島選手との試合はオビトvsナルトでした。僕が歴史を変えました。次はタイトル戦をぜひやりたいと思っています」とも語った。

 中島は試合後の会見で「キックボクシングというかムエタイというか…洗礼を受けました。もっと足を動かせるかなと思っていたが、ワンキャッチされて、そこはちょっと僕の準備不足でした」と肩を落とすも「自分の大好きなナルトのごとく、負けても最後に笑っているのは自分というところを見せるので。強くなった姿を見せていくので、これからも僕に期待していてください。絶対に強くなります」とすぐに前を向いた。