男色ディーノが5・25後楽園で鈴木みのると禁断の一騎打ち。「あんたとやれるなら何でもやってやる」【DDT】

視殺戦を展開した2人

 ディーノは「やってやるって。あんたがそう言うんなら、今からこのスタイルを捨てる。あんたの土俵に乗って、殴り合い、殺し合い、やればいいでしょ?」と男色殺法の封印まで宣言。鈴木が受諾したため、5・25後楽園大会でのシングル戦が決定。UNIVERSAL王者の鈴木は、その前の4・18(現地時間)米ラスベガス大会で、ヨシヒコを相手に初防衛戦が控える。退場の際、そのヨシヒコがバルコニーから舞い降りてきたが、鈴木は無視して引き揚げていった。

 また、首の椎間板ヘルニアのため長期欠場していた吉村直巳が2年5カ月ぶりに復帰戦を行った。吉村は樋口和貞、中津良太、石田有輝と初のハリマオ4人衆揃い踏みで、納谷幸男&To-y&正田壮史&JJファーノと対戦。吉村がスピードもキレも抜群の払腰を決め、最後は樋口がクロー・スラムでJJから白星を挙げた。吉村は試合後「DDTもBASARAもハリマオがどんどん盛り上げていきましょう」と語った。

 なお、5日にHEAT-UPでラストマッチを行い、この日“DDT所属”初戦となった16歳の現役高校生レスラーの佐藤大地が、いきなり“レジェンド”秋山準と激突。秋山から洗礼とばかりに厳しい攻撃を受けながら、必死に食らいついていくも、最後はエクスプロイダーで轟沈。佐藤は試合後「全然歯が立たなかった。DDTで成長して、秋山さんを超えるレスラーになっていきたい」と決意を述べた。

DDTプロレス「CHANGE AGE 2025 ~4月は僕の嘘~」(4月6日、東京・後楽園ホール)
◆ダークマッチ 15分一本勝負
大鷲透&●アントーニオ本多(7分30秒、片エビ固め)MJポー&イルシオン○
※スワントーンボム

◆オープニングマッチ スペシャル8人タッグマッチ~吉村直巳復帰戦 30分一本勝負
○樋口和貞&吉村直巳&中津良太&石田有輝(8分26秒、片エビ固め)納谷幸男&To-y&正田壮史&JJファーノ●
※クロー・スラム

◆第二試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
MAO&●平田一喜&隈取(9分53秒、首固め)勝俣瞬馬○&夢虹&須見和馬

◆第三試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○秋山準(11分3秒、体固め)佐藤大地●
※エクスプロイダー

◆第四試合 2vs1スペシャルハンディキャップマッチ~岡谷英樹復帰戦 30分一本勝負
佐々木大輔&○岡谷英樹(11分55秒、片エビ固め)KANON●
※垂直落下式ブレーンバスター

◆第五試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
▲鈴木みのる&上野勇希(13分29秒、両者リングアウト)HARASHIMA&男色ディーノ▲

◆セミファイナル KO-Dタッグ選手権試合 60分一本勝負
〈王者組〉○阿部史典&野村卓矢(11分46秒、お卍クラッチ)青木真也&中村圭吾●〈挑戦者組〉
※第86代王者組が初防衛に成功。

◆メインイベント KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
〈王者〉○クリス・ブルックス(23分38秒、片エビ固め)高鹿佑也●〈挑戦者〉
※プレイングマンティスボム。第84代王者が4度目の防衛に成功。
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