永坂吏羅が「もはや一番のファンみたいなところがある」と大久保琉唯を徹底研究。敗者髪切りマッチとオープンフィンガーグローブマッチを要求【K-1】

わざわざフリップを持ち込んだ永坂

 会見で大久保が「今回の試合は僕からしたらやらなくていい試合という感じだったんですが」と言ったところで永坂が「待て待て待て。やらなくていいんだったらなんで56なんだよ? 57でやれや」といきなり口を挟む。

 大久保は「1回静かにしてろって。僕は55kgの金子選手しか見ていない。そのために去年も頑張ってきた。SNSとかも頑張ってきている。今年は必ずベルトを巻きたいので、ここは難なくクリアしたい」と語ると永坂は「今回は試合だとは思っていない。一方的な暴力。格闘家とスポーツマンの違いを見せてやろうかと思っている。俺はちまちまヒット打ってポイントを稼ぐなんて性に合わないから、潔く男として、空振り三振か特大ホームランの2択。ぶち込んでやるから見とけよ」と返した。

 相手の印象について大久保が「トリッキーでパンチ力もすごくあって、KO率も高い選手なんですが。サングラスをしていて顔が分からないんですが、めちゃくちゃなすびに似ているなと」といじると永坂は「分かってるよ、そんなことは。気にしているんだから、あんまり言ってくんじゃねえよ! イケメンでマジでうざい。髪なんかサラサラしていて、カッケエしよ。お前、髪邪魔くせえだろ? 格闘技に必要ねえだろ。短髪のほうが男はカッケえんだよ。俺もロン毛の時はあったけどな。お前、髪賭けろよ。試合で勝ったほうが負けた奴の髪をその場で切ってやろうぜ。お前、俺に勝てるんだろ? だったら賭けろよ」といきなり敗者髪切りマッチを提案。

 これに大久保は「勝てるけど賭けないです。だって坊主みたいなもんじゃないですか」とかたくなに拒否。しかし最後は永坂の挑発に根負けして「じゃあ考えておきます」と保留に。なお宮田充プロデューサーは試合後の囲み取材で髪切りマッチについては前向きな姿勢を見せた。