福岡大会でK-Jeeがヘビー級王者ロエル・マナートに挑戦。宮田Pはヘビー級の活性化に向けてK-Jeeの勝利とリーダーシップに期待【K-1】

理想の王者像を語ったK-Jee

 王者像を問われた際には「トーナメントを優勝したいんです。タイトル戦で王者になるのもいいが、あこがれとしてはトーナメントを勝ち抜いて王者になりたい。どんな王者になりたいかと聞かれたら、トーナメントに優勝して、その時に一番強い王者になりたいというのが王者像」と理想を口にしたうえで「去年トーナメントをやって、今回、タイトル戦のベルトがあって。今後、どういう形で2本のベルトを動かしていくのか?というのが追い掛ける立場として自分の中で分かっていないところがある」と宮田氏に素直な胸の内をぶつけた。

 宮田氏は「そこは分けているが、K-Jee選手がそれをぶち壊して、例えばベルトを獲って、このベルトを返上するから王座争奪トーナメントをやろうとぶち上げてくれても面白いと思う。今回勝ったら“年内にヘビー級トーナメントをまたやろうじゃないか”とK-Jee選手が音頭取ってもらっていいと思う」とヘビー級の活性化に向けてK-Jeeの活躍とリーダーシップに期待した。

 これを受けてK-Jeeは「それを胸を張って言えるような試合をして勝ちたい。強い奴とやりたいという思いはあるので、次勝ったらマチャド選手を指名してもいいし、トーナメントを希望してもいいかなと思う」と昨年12月に行われた「無差別級トーナメント」で優勝したアリエル・マチャドとの対戦、そしてトーナメント開催への意欲を見せた。

「K-1 DONTAKU」(7月13日、福岡・マリンメッセ福岡B館)
◆K-1 WORLD GPヘビー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
ロエル・マナート(オランダ/Mejiro Gym Amsterdam)vs K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)

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