THE RAMPAGE 川村壱馬、文字で吠える!「思っていることをありのまま」綴ったフォトエッセイ『PROMISE』は「大問題作です」


万年筆と原稿用紙

 

ーー 書きたいことがあったからフォトエッセイみたいなところは……?

川村壱馬:書くことは常にあるんですよ、正直。思ってること、考えてることがいっぱいあるんで、普段から発信したいことは山盛りです。そういう状況があって、このタイミングでのフォトエッセイだったら、自分の生き方、いろんな思いとかを届けたいなって。そうやって考えていくなかで、直筆で自分で書いたものを提出して作ってもらおうっていう発想になりまして、万年筆と原稿用紙を用意して書かせていただきました。

ーー万年筆で原稿用紙……どういった思考の流れでそのスタイルに着地したんでしょうか?

川村壱馬:伝えたいという気持ちがそれだけあるってこと、かなあ。言葉たちには、どんな形であれ、すごい力があるんですけど、パソコンやスマホで打って送った言葉たちと、万年筆で書いたものとでパワーがちょっと変わるような気もしました。告白とかもそうですよね、LINEとかメールより手紙、手紙より直接じゃないですか? そういうのと同じでどうしても伝えたい思いだからこそ、万年筆で原稿用紙になったというか。

ーー川村さんはブログなどで長めの文章を書かれることも多いですが、それでも原稿用紙50枚以上というのは大量。原稿用紙と万年筆があればどこでも書けるでしょうが……。

川村壱馬:自分の部屋で。書く時間を決めて書きました。大体夜から朝にかけてになりますが、書きあげました。

ーーその期間は大好きなゲームも控えて……?

川村壱馬:それは休憩時間も必要ですから(笑)。